サンドバイパス事業
天橋立サンドバイパス事業(海岸環境整備事業)
天橋立とは
丹後半島東岸の河川から流出した土砂が、日本海の波に運ばれて、堆積して出来た砂嘴(さし)と呼ばれる細長い砂浜で特別名称に指定され松島、宮島と並んで日本三景と称されるすばらしい景観を見せています。
目的
昭和初期より、砂浜がやせ細り始めたことから突堤の設置工事などを行ってきましたが、効果がありませんでした。
昭和61年より砂浜を復活させるため、サンドバイパス事業に着手しました。
概要
- 宮津港の日置地区及び江尻地区の船だまり周辺及び文珠付近に砂が堆積することから、これを浚渫し天橋立の江尻側の付け根に投入。
- 自然の波の力を利用して天橋立の砂浜を復元させる。
- 復元させる砂浜の幅は、基準となる点から波打ち際まで50mになることを目標とします。
成果
- 徐々に砂浜が回復し、効果が現れています。
- いつまでも、この美しい景色を守りつづけることが大切です
サンドバイパスイメージ.pdf(PDF:176KB)