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これまで、行政が管理している道路や河川、建物などのいわゆる公共施設は、行政が地域全体のことを考えながら整備計画を立てて公共事業を行ってきました。
この府民協働型インフラ保全事業は、このような従来の公共事業に加えて、日頃から道や川のそばを通ったり、建物を使ったりしているみなさん一人ひとりの、「ここがこうなったらもっと安全に使える」「古くなって錆びているので塗り直してほしい」といった身近な気付きを生かしていく、京都府が平成21年度から全国で初めて取り組んだ新しいスタイルの公共事業です。
この事業を通じて、地域の安心・安全の向上やインフラ長寿命化はもちろんのこと、みなさんの地域をもっと良くしたいという気持ちや公共事業への関心を持ってもらいたいと考えています。
府民のみなさんから府が管理している道路や河川などの施設について、身近な改善箇所を提案していただき、地元調整をしながら工事を進めていきます。できるだけたくさんの声を生かすため、何年もかかるような大規模な工事や個人の利益のための工事など、この事業の趣旨に合わないような提案はお受けできません。
技術審査結果や実施した工事の成果については、有識者を交えた「府民参加型公共事業委員会」で意見を聴取し、次年度以降における事業の改善検討に活用する予定です。
歩道の段差を無くし、安心して通れるようになりました。
転落防止柵を設置して、安心して通れるようになりました。
カラー舗装と外側線で歩行空間の明示を行いました。
川の流れを阻害していた樹木を伐採しました。
川の流れを阻害していた土砂を撤去しました。
崩れていた石積み護岸をコンクリートで補強しました。
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