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子どもは1歳半を過ぎると、自己主張が強くなってきます。お母さん以外の人とかかわる機会も増えてきますが、お友達の中に入っていくと、お母さんがしてくれるようには遊んでくれず、おもちゃも自分の思うようにならずにとりあいになります。そのようなときに、自分の意志を言葉で表現できず、かみつくという行為で表してしまうことがあります。言葉で十分に主張できない子どもにとって、かみつくことが最も絶大な攻撃防衛手段なのです。
かみついてしまった場合は、かみつかれた子に対して「いたわり」の声をかけた後、かみついた子に対して、「かみつくことはいけない。」とはっきりしかります。この際、くどくど言わず、真剣にしかった後は、楽しいことに誘い、気分転換をさせましょう。そうやって教えていると、だんだん良いことと悪いことの区別がつくようになってきます。言葉を使って自己主張できるようになればかみつくことはなくなるでしょう。
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