特集2若者たちの発想で
丹後地域を元気に
知事自らが各地に出向いて地元の皆さんとの意見交換を行うことで、現場での最新情勢を把握し、具体的な施策につなげる「地域課題解決プロジェクト」。今回は丹後地域で夢を持って働き、学んでいる若者たちがさまざまな形で活躍する現場を訪ねました
移住&起業した方とトーク

5年前に伊根へ移住し、舟屋を活用した宿などへのケータリングサービス事業「ohitsu」を営む小倉さんに、多様化する観光需要の動向や課題についてお話を聞きました。

小倉さん 舟屋を活用した宿に宿泊する方からの注文が増えている
知事 人手確保には移住者の住居探しも課題ですね
小倉さん 仕入れも調理も配達も自分一人で行っていてとにかく人手が欲しい
知事 他職種との連携などネットワークを広げられれば
6代目主人とトーク

与謝娘(よさむすめ)酒造6代目主人の西原さんと、伝統的な日本酒だけにとどまらない新商品開発やインバウンド向け酒蔵見学などの新たな取り組みについて語り合いました。

西原さん 地域の農産物で醸す酒の開発や輸出など挑戦を続けている
知事 日本の伝統的酒造りがユネスコ無形文化遺産にもなりそれを地域の活性化につなげる例も増えそうですね
特別授業&生徒と意見交換

宮津天橋高等学校の地域探究授業の一環として知事による特別授業を行い、生徒たちの夢や、丹後地域への期待などについて意見を交換しました。

生徒たちの意見
- 地球温暖化の問題に興味があるので、世界のCO2排出量の削減に貢献したい
- 交通や医療など今まで知らなかった課題を学ぶことができた
- オンデマンドバスなど地域の公共交通を充実させてほしい
- 京都丹後鉄道に就職し丹後の良さを広く伝えたい
- 少子高齢化や人口減少が進む今望むのは、子育て支援による温かいまちづくり
- 夢は管理栄養士!地域全体の健康増進に貢献したい
- 今回の授業で改めて丹後の魅力や可能性を知ることができた
- 絹織物産業をもっと発展させ、海外からの需要も高めてほしい
丹後地域の皆さんの声を聴いて
今回はここでご紹介した方々の他にも、観光業、織物業、農業などの分野に従事する方々にお話を伺いました。さまざまな課題がある中でも、皆さんが極めて前向きに、明確な目標意識のもと事業の発展に向けて取り組んでおられる様子に触れ、あらためて丹後地域の潜在力と魅力をひしひしと感じています。若者たちが地域で働き、住み続けたくなる環境づくりに、府としても具体的な施策につなげてまいります。

京都府知事 西脇 隆俊
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おことわり
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