きょうと府民だよりナビゲーション

クローズアップ京都府

府市連携京の高校生探究パートナーシップ事業
「京都探究エキスポ」を開催

知事と京都市長による「府市トップミーティング」にて、府市共同事業「京の高校生探究パートナーシップ事業」を実施することで合意しました。昨年12月21日には府立・市立高校51校の生徒が学校の垣根を越えて交流し、学びを深めるキックオフイベント「京都探究エキスポ」を国立京都国際会館で開催しました。

約1,100人が参加した同イベントでは、企画から当日の運営まで生徒実行委員会が活躍し、高校生が探究学習の成果を発表したほか、AI研究で知られる東京大学・松尾豊教授による講演を行うなど、高校生の創造性をかきたてる学びの場となりました。同イベントは来年度以降も継続して実施する予定です。

高校生による発表を視察する知事(右)と京都市長(左)

探究学習の成果を発表する高校生の皆さん

探究テーマ(例)

  • 府立桃山高校:
    風力発電の高効率化に向けた、集風装置における空気の流れの可視化
  • 府立峰山高校:
    自分たちの力でリサイクル商品から地域を活性化できるのか?
  • 市立美術工芸高校:
    京都駅が抱える課題を美術の視点から解決する
    〜テーマ:嵯峨野線混雑緩和対策の提案〜

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教育庁高校教育課
TEL:075-414-5846 FAX:075-414-5847

トピックテンプル大学ジャパンキャンパス(TUJ)京都が1月に開校

米国公立大学であるテンプル大学の日本校として、40年以上にわたり学部・大学院教育を東京で提供してきたTUJが、日本および世界から学生を受け入れるグローバル教育の新拠点としてTUJ京都を開校(伏見区)。

1月24日の開校式典で登壇した知事は、同大学の学生が京都の各地域に息づく多様な文化に触れることで、将来の京都を支える人材として活躍することや、「学生のまち京都」の国際的な魅力が向上することへの期待を寄せました。

開校式典でのテープカットの様子

[お問い合わせ]
大学政策課
TEL:075-414-4526 FAX:075-414-4389

知事コラム雲外蒼天(うんがいそうてん)
Governor's voice

書:西脇知事

1970年大阪万博の時、中学生だった私はワクワク感いっぱいで万博会場へと足を運びました。目玉展示の「月の石」や未来の電話(ワイヤレステレホン)など最新の科学技術の数々に触れ、また、行くだけで「世界」を感じることができました。以後半世紀を経て、再び関西・大阪で開催される万博のテーマは「いのち輝く未来社会のデザイン」。今回も世界中から先端技術の粋(すい)が集結しますが、その大きなコンセプトは地球規模の社会課題の解決策を探り、持続可能な未来を模索していくことです。万博が目指す未来を実現するための大切な叡智(えいち)は、実は京都が連綿と受け継いできた風土の中にあります。万博会場だけでなく、私たちはここ京都から、魅力あふれるさまざまな文化、そして未来に向けた思いを発信します。そのための多彩な取り組みが、今、オール京都で動き出しています。

4月号へつづく

現場訪問鉄道を通じた地域活性化に取り組む方々や親子の居場所づくりに取り組む学生たちと各地で「行き活きトーク」

西脇知事が府内の皆さんと語り合い、頂いたご意見を府政に活かす「行き活きトーク」。昨年12月7日には、京都丹後鉄道の宮津線開業100周年記念事業「丹鉄フェスティバル2024」の会場を訪問。鉄道芸人や丹鉄メロディの作曲者、地域振興に取り組む方々と、宮津線の未来について意見交換しました。

行き活きトーク
宮津線の次の100年に向けて(舞鶴市)

西駅交流センターで開催された同フェスティバル

お笑いコンビ ダーリンハニーの吉川正洋さんと「丹後あかまつ号」などを見学

参加者の声

  • 丹鉄をモチーフとしたお土産などを作り、まちの活性化に取り組んでいる。駅周辺を「人が集まる場所」になるよう盛り上げ、丹鉄の利用を促進することが重要だと思う。
  • 与謝野駅開業100周年を好機と捉え、移住してきた若者たちや地域の皆さんと一緒に駅前の活性化に取り組んでいきたい。
  • 多彩な車両や美しい車窓の眺めといった丹鉄の魅力を“伝鉄”(伝える鉄オタ)として広めたい。丹鉄ならではの魅力を磨き、発信することでリピーターが増えれば、新たなコミュニティーの創出につながるのでは。
  • 風景や鉄道だけでなく、そこに付随する“音”も地域資源だと思う。写真を撮るのと同じように音を残しアーカイブ化することで、感情や精神性のような目に見えないものを後世に伝えたい。

トークを終えて…

100周年を迎える宮津線が、地域の皆さんに愛されながら今日まで続いてきた大切な存在であると実感しました。授乳やおむつ交換のスペースを設けるなど、駅の利用者を増やすためのハード整備を進めるとともに、DMO※1や他の鉄道をはじめ、あらゆる機関との連携を深め、北部地域の活性化につなげてまいります。

※1 地域の多様な関係者を巻き込み、観光地域づくりの司令塔となる法人

行き活きトーク
子育てしやすい環境づくりについて(北区)

1月15日には、「大学・学生とともにのばす京都プロジェクト共同事業※2」の一つ、大谷大学が地域の保育所などと連携して取り組む子育て支援の現場を視察。保育者を志す学生や保育所の所長、子育て中の保護者の方々と、子育てしやすい環境づくりについて意見交換しました。

※2 府が大学・短期大学や学生と協働して、府政課題の解決に取り組むプロジェクト

学生と一緒におもちゃを制作し、子育て世帯の皆さんと交流しました

参加者の声

  • 子育てを家庭内だけにとどめてしまうのではなく、他の子育て世帯と悩みを共有し、地域みんなで協力することが大切だと思う。
  • 子育て中の親子と地域の方々との交流の場が少なくなっているように感じる。地域全体で子育てを見守ったり、保護者同士が交流する場がもっと増えれば。
  • 外出時のおむつ替えができる場所など、保育所や幼稚園以外にも頼れる場所が増えてきたと実感している。今後も、まち全体で子育てを応援する風土づくりに努めたい。
  • ベビーカーを押しながらの外出は制限も多いため、地域に頼れる場所が増えるのはありがたい。大変なことが多くても子育ては楽しいということを、若い世代の皆さんに知ってほしい。

トークを終えて…

大学や保育所をはじめ地域のさまざまな主体と連携し、社会全体で子育てを支えることの大切さを改めて感じました。今後も「子育て環境日本一」の実現に向けた取り組みを前へ進めてまいります。

[お問い合わせ]
広報課
TEL:075-414-4071 FAX:075-414-4075

予算令和7年度 当初予算案「あたたかい京都づくり実感予算」を編成

西脇知事2期目の就任後、1年前倒しで京都府総合計画の改定を行い、令和5年度は「あたたかい京都づくり」を力強く「発進」するための予算を、6年度は出始めた成果をさらに「加速化」するための予算を編成し、着実に施策を進めてきました。

7年度は、これまでの取り組みを踏まえ、「あたたかい京都づくり」を府民の皆さまに「実感」していただくための予算として編成しました。なお、物価高騰などから府民生活や事業活動を守るため、国の経済対策を活用し切れ目のない14カ月予算として編成しています。

令和7年度 当初予算案1兆604億円台(令和6年度 2月補正予算を含む)

「あたたかい京都づくり実感予算」の主な施策

「安心」
  • 新興感染症などに備えるため「京都版CDC(京都感染症予防管理センター(仮称)」の令和8年度設立に向けた検討に着手
  • 発達障害児の初診待機期間の縮小のため、府立医大に専従医師および心理士を配置し、府内診療体制を再構築
  • 孤立可能性地域の地域防災力を強化するため、ヘリポートの整備やふるさとレスキューが行う孤立対策を支援 など
「温もり」
  • 府市連携により妊娠・出産・子育てに関する総合相談窓口を一本化し、24時間365日の受付体制を整備
  • 育児の悩み相談や親同士の交流など「親育ち支援」の機能を付加する保育所などへの支援を府全域で展開
  • 発達障害のある学生がオープン就労を選択できる環境を構築 など
「ゆめ実現」
  • 厳しい経営環境にある中小企業の多様なニーズに対応するため、相談対応力を強化するとともにモデル的取り組みの重点支援を行う支援枠を創設
  • 大阪・関西万博フラッグシップ・アクションを推進
    • 京都駅周辺を京都の文化や芸術を感じられるゲートウェイとして、情報発信やイベントを実施
    • 茶人や茶商、生産者、茶器の職人などが一緒になって、京都の茶文化を発信
  • さらなる観光客の分散化に向け、府市連携で「朝観光・夜観光」などを推進 など

[お問い合わせ]
財政課
TEL:075-414-4411 FAX:075-441-7308

重要文化財 京都府庁旧本館
観桜祭

竣工(しゅんこう)120年を超える重要文化財・京都府庁旧本館で「観桜祭(かんおうさい)」を開催。中庭に咲き誇る桜の公開や、多彩な催しを実施します。ぜひ足をお運びください。

日時 3月22日(土曜日)~4月6日(日曜日)10時~17時
場所 府庁旧本館(上京区)

竣工120周年記念
アフタヌーンティータイム

旧本館内で最も格式が高い「正庁」。明治時代が息づく特別な空間でのティータイムをお楽しみください。有料・事前予約制(数量限定)

日時 3月22日(土曜日)・23日(日曜日)13時~17時
場所 旧本館2階正庁
詳細は京都府庁旧本館「観桜祭」の開催についてページ

京都府庁
こだわりマルシェ37

テーマは「桜を愛でながら食の未来を語ろう!」。いつものマルシェに加え、音楽ステージ、お菓子やお弁当の販売もあります。

日時 3月29日(土曜日)10時~15時
場所 旧本館前庭

夜桜ライトアップ

日時 3月26日(水曜日)~4月3日(木曜日)各日ともに17時~19時
※桜の開花状況により期間は変動します。詳細は京都府庁旧本館「観桜祭」の開催についてページ

旧本館内のカフェsalon de 1904にもぜひお越しください

[お問い合わせ]
府有資産活用課
TEL:075-414-5435 FAX:075-414-5399

お問い合わせ

知事直轄組織広報課

京都市上京区下立売通新町西入薮ノ内町
電話番号:075-414-4074
ファックス:075-414-4075
[email protected]

おことわり

掲載されている連絡先等は掲載時点のものです。
組織改正等により変更されている場合がありますので御了承ください。
ご不明な点がございましたら、広報課までお問い合わせください。

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