クローズアップ京都府
子育てにやさしい職場づくりや障害のある方の芸術活動、農・福・観の連携について「行き活きトーク」
※感染症対策を講じた上で開催しました
西脇知事が府民の皆さんのさまざまな活動や取り組みの現場を訪ねて語り合い、頂いたご意見を府政に活かす「行き活きトーク」。昨年11月29日には、労働者福祉の増幅を目指して活動する京都労働者福祉協議会の活動者会議で、府内の企業経営者の皆さんと子育てにやさしい職場づくりへの取り組みについて意見交換を行いました。
12月3日には「京都とっておきの芸術祭」の表彰式に臨んだ後、知事賞を受賞された皆さんや審査員の方と共に障害のある方の芸術活動について語り合いました。また、同月10日には、農業・福祉・観光の連携によって地域の新たな魅力づくりと発信に取り組む皆さんのもとを訪ね、現状やこれからの目標などについて話を聞きました。
子育てにやさしい職場づくり(上京区)
参加者の声
- 家族をも幸せにする職場づくりは素晴らしい。従業員がトップの想いを聞き、議論し、この会社なら仲間と共に自分の夢を実現できると思えることが重要
- コミュニケーションを大切にしつつ、社内研修を積み重ねてきた。働く仲間と仲間の家族の幸せを社員みんなが考え、多忙な中でも育休は取って当たり前だという環境づくりができている
- 子連れ出勤・残業ほぼゼロを実現しつつ、社内に開設したコワーキングスペースがハブとなり、活きた情報が集まる地域に根差した会社を目指している
トークを終えて…
子育てにやさしい職場は、全ての人にやさしい職場であり、その結果、ワーク・ライフ・バランスの実現とともに業績アップにつながっている。その実例を広く周知するなど、多くの企業で取り組みが進むよう、政策を進めてまいります。
障害のある方の芸術活動(左京区)
日図デザイン博物館で開催された「京都とっておきの芸術祭」
宋 韓伊(そん はに)さん
『ヤツが姿をあらわしたよ!』
河岸 昭子(かわぎし あきこ)さん
『幽樹一庭(ゆうじゅいってい)…』
井川 和女(いがわ かずめ)さん
『ネコのパレード』
きずな福祉会
『日頃の生花(成果?)だよ』
藤原 準希(ふじわら じゅんき)さん
『孔雀』
参加者の声
- 遊んでいるときの楽しさとワクワクが伝わったことがとてもうれしい。障害のある子たちの社会参加のきっかけになるような場が増えることを願っている(代理人)
- 時間はかかったが、作品ができるにつれ孔雀らしさが出てきたのが楽しかった。夢は個展を開くこと
- 今回初めて釉薬(ゆうやく)塗りも自分でして、のびのびと楽しく作ることができた。受賞は夢のようで、とてもうれしかった
- 週1回教室に通い、練習しています。題材は教科書の中から好きな字を選び、先生の指導のもと仕上げた
- ぬり絵や貼り絵、ビーズ作業など、いつも取り組みの時間にしていることをそのまま花壇にした
- 審査員をしていて、逆にパワーを頂いている。何にも縛られない発想の自由さに毎回驚かされる
トークを終えて…
皆さんの想いがストレートに伝わってくる力作ぞろいで、私も元気とエネルギーを頂きました。皆さんの活躍の場をより広げていけるよう、文化庁とも連携し、引き続き障害者芸術振興に取り組んでまいります。
農・福・観の連携(京田辺市)
会場となった「普賢寺ふれあいの駅」で特産品の販売の様子を視察
えびいもの収穫体験
えびいもなど京田辺市の特産品を使った加工食品
参加者の声
- 市内の福祉事業所や大学、市民の皆さんと協働し、明治時代に京田辺市で行われていた大麦栽培を復活。地元産クラフトビール生産を目指している
- 障害のある方とともに、えびいもなどを作ってJAなどに卸すほか、カフェ運営や規格外の品を活用した商品開発、学生の実習受け入れなどを通じて地域に貢献
- LOVE京田辺マルシェ」の開催を通じて農家と異業種との連携が生まれ、特産品開発につながっている
- マルシェに関わって自分の業界以外のことや、これまで知らなかった地元の魅力を知ることができた
- 枝豆収穫や茶摘みなどの体験ツアーを実施。畑のあぜ道を歩くなど何気ないことが感動を生んでいる
トークを終えて…
農業と福祉、観光が連携することによって、これまで埋もれていた地域資源に新たな価値が生まれているのが素晴らしい。この地域の力を一つのモデルとして育て上げていただけるよう、われわれも引き続き支援してまいります。
[お問い合わせ]
広報課
TEL:075-414-4071
FAX:075-414-4075
雲外蒼天(うんがいそうてん)Governor's voice
書:西脇知事
私が小学校1年生の頃まで我が家には風呂がなく、家族で銭湯に通っていました。銭湯へ行くのは子ども心に楽しみで、開放感のある広い湯船がとても好きでした。近所のおじさんと話をしたり、父に頭をごしごし洗われたり…何といってもお風呂上がりに飲むフルーツ牛乳は格別の味がしました。その後、再び銭湯生活が始まったのは一人暮らしをした時でした。風呂前にコインランドリーで洗濯し、風呂上がりに乾燥機をスタートさせてから食堂で定食を食べ、乾いた洗濯物を持ってアパートに帰る。生活サイクルの中に銭湯があり、そこで生まれる近所の人との交流もまた生活の一部でした。最近、銭湯を楽しむ若者が増えてきたと聞き、あの「良さ」が世代を超えて共感されているのをうれしく感じています。銭湯は日本の文化であり、地域コミュニティーの核でもあります。寒さ厳しい中、また広い湯船で身も心も温まりたいものです。
京都キッズスポーツフェスタを開催
昨年12月10日、サンガスタジアムby KYOCERA(亀岡市)にて、小学生を対象としたスポーツイベント「京のスポーツ・スタジアム夢づくり事業2022『京都キッズスポーツフェスタ』」を開催しました。
当日は、事前募集に当選した府内在住の小学生500人(保護者同伴)が、プロチームの選手らによるサッカーや3×3バスケットボール、卓球教室をはじめ、ボッチャ、スケートボード、ダブルダッチ、ブレイクダンス、スポーツクライミングなど、今話題のスポーツを体験。また、申し込み不要で参加できる50m走計測会やフライングディスク体験、会場内でのウォークラリーなどのイベントにも多くの子どもたちが参加し、スタジアムに元気な歓声が響く一日となりました。
開会式であいさつに立つ知事
京都サンガF.C.の選手らによるサッカー体験
スポーツクライミング日本代表選手の指導を受けながらボルダリングを体験
「KYOTO BB.EXE」の選手と一緒に3×3バスケを体験後、みんなで記念撮影も
当日の様子がKBS京都テレビ「あったか京都!」で放送されました。番組ホームページからご覧いただけます
[お問い合わせ]
スポーツ振興課
TEL:075-414-5145
FAX:075-414-4285
お問い合わせ
知事直轄組織広報課
京都市上京区下立売通新町西入薮ノ内町
電話番号:075-414-4074
ファックス:075-414-4075
[email protected]
おことわり
掲載されている連絡先等は掲載時点のものです。
組織改正等により変更されている場合がありますので御了承ください。
ご不明な点がございましたら、広報課までお問い合わせください。