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京都市左京区の京都国際会館においてテロ災害合同訓練を実施しました。
国際的テロ組織などテロへの脅威が高まる中、国際的知名度も高く、多くの国際会議が開催される京都府では、テロ対策に十分な備えを行う必要がある。
このため、参加機関の対処能力の向上、関係機関の連携強化を図り、府・市民の安心・安全の確保に資するため、テロを想定した実践的な訓練を実施した。
平成18年10月11日(水曜) 午前10時~12時
国立京都国際会館付近一帯(京都市左京区岩倉大鷺町)
京都府、京都市、京都府警、京都市消防局、自衛隊(第7普通科連隊、第3化学防護隊)、日本赤十字社京都府支部、京都第一赤十字病院(基幹災害医療センター)、京都第二赤十字病院、京都府立医科大学附属病院、京都大学医学部附属病院、京都市立病院、済生会京都府病院、三菱京都病院、国立京都国際会館、京都市交通局等 参加者数約570名
国際会館で爆破テロ、化学テロにより、多数の負傷者が発生したことを想定し、以下の訓練を実施
多くの機関や人員が参加しており、テロ災害訓練としては全国的にみても大規模な訓練である。
また、爆破・化学テロ現場において行われる内容を網羅しており、救急救助訓練には多くの医療機関も参加し、負傷者役を演じた府・市の消防学校の生徒を相手にトリアージやCSM(がれきの下の医療)を実施したほか警察犬を使った不審物の捜索等や自衛隊第3化学防護隊による除染作業等を行うなど実践的な訓練内容となっている。
現場の安全性を確保し、訓練は終了
今後も関係機関との連携をより深め、府民・市民の皆様が安心して暮らせるよう危機管理体制を強化していきます。(小石原京都府副知事、毛利京都市副市長あいさつ)
訓練スケジュール( PDFファイル ,99KB) (PDF:97KB)
訓練会場図面( PDFファイル ,74KB) (PDF:73KB)
(1)事務局運用訓練
非常時専任職員等を総括広報班、対策班、情報班、通信班に振り分け、各部局や関係機関等との情報連絡や要請、広報資料の作成、現場からの情報収集など事務局としての初動用務を実施
(2)本部連絡会議運用訓練
危機管理監役の防災監が各部局主管課長を招集し、連絡会議を開催し、訓練想定における各部局の業務や役割等を確認
(3)京都府救急医療情報システムの運用訓練
府医療室により、同システムの訓練モード切替、医療機関への派遣要請等を実施
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