第2回鴨川景観対策懇話会開催結果
日時
平成25年12月20日(金曜日)午後3時30分から5時10分まで
場所
京都平安ホテル「呉竹の間」
説明内容
鴨川景観対策(エアコン室外機等対策)ガイドライン(案)の内容説明
配布資料
主な意見
- 室外機が設置されている場所の条件によって対応策を選択できるようにすべきである。優先順位としては実施し易さ(価格・施工手間)を考慮すると、「色塗りタイプ」や「すだれタイプ」が先に来るだろう。
- 色彩については、京都市の「市街地景観整備条例」や府の「鴨川納涼床審査基準に係るガイドライン」に抵触しないことはもちろんであるが、室外機の気配を消すという意味ならば、「彩度」に関係なく「明度」のみの基準とし「3以下の明度」を基準とすることで十分と考える。また、景観対策を実施した者に対し、何らかの助成をすべきと考える。
- 明色調はそこに何があるのかと云った注目を集める結果、かえって目立つこととなることから濃い茶色がよいと思う。ただし、木製の場合は数年経過するとエイジング現象により問題ないと考える。
- 「植栽」の維持費については、実施してみないとわからない。景観対策を実施する場合、設置者が抵抗感を持つことが予想されることもあり、事前に設置者の意向等を把握しておく必要がある。早期に景観対策を実施したいということであれば、府の意志のみで実施でき、設置者の反対がほとんどないと考えられる植栽を事業者としては第1に希望する。
- 室外機の性能阻害にならないよう配慮すべきである。
- ガイドライン(案)に示されている基準については、京都市の「市街地景観条例」等の趣旨に合うものである。また、「植栽タイプ」については、河川地区内であり、「風致地区条例」では、許可不要の行為である。