ここから本文です。
Phyllospadix japnicus Makino
単子葉植物綱オモダカ目アマモ科スガモ属
【写真1】
【写真2】
写真の説明【写真1:強い波に揺られるエビアマモと有節サンゴモ:周囲の白くみえる部分(1996年5月15日伊根町蒲入)】【写真2:エビアマモの塊(2001年5月7日伊根町蒲入)】
砂地に生えるアマモやコアマモと違ってエビアマモは岩上に生えています。京都府では外海に面した波あたりの強い岩礁域の水深1~3メートルに生育しており,舞鶴市神崎や丹後半島の外海側などで分布を確認しています。エビアマモが生えている場所には有節サンゴモが多くみられます。
エビアマモは多年生で一年中みることができます。エビアマモとスガモはよく似ていますが、葉の維管束が3本あればエビアマモ、5本であればスガモとされています。京都府では維管束が3本のものしかみられないので、エビアマモしか生息していないのではないかと考えています。
お問い合わせ