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令和4年1月から12月の1年間、京都府内の3つの商店街を舞台に活動してきた「学生×地域つながる未来プロジェクト商店街編」、3upS(サップス)チームの成果報告です。
【目次】
「3upS」とは?
「3upS」チームの取組
[インタビュー] 知的に協働に体当たりした3upS!
京都府担当者からメッセージ
若い世代にも商店街を訪れることを日常の選択肢の1つにしてもらいたい!
そのために、京都市北区の新大宮商店街を舞台に、Instagramを使った商店街の魅力発信やイベント等を行っている学生団体です。
「令和2年度 学生×地域つながる未来プロジェクト」の参加学生2名が、本プロジェクトの活動の中で新大宮商店街を訪れたことが一つのきっかけとなり、新大宮商店街を舞台に活動する任意団体「3upS」を立ち上げました。
「令和3年度 学生×地域つながる未来プロジェクト」で初めて本プロジェクトの受入団体となりました。
その後、メンバーが4回生になり就活で忙しくなるため、「学生×地域つながる未来プロジェクト 商店街編」では新たなメンバーを募集しました。
令和4年の「学生×地域つながる未来プロジェクト商店街編」では、9名の大学生が参加して活動しました。
【随時】
新大宮商店街の店舗を7件取材し、Instagramで発信!
>>3upSのInstagramはこちら(外部リンク)
初代立ち上げメンバーが力を入れていたInstagramでの発信は少し投稿が減ってしまいましたが、一方で対面での活動を増やせたことは良かったです。
「新歓祭」で商店街の方に新大宮商店街を案内してもらったので、自分たちでもガイドが出来るようになりました。7月と10月に商店街ツアーを主催し、参加者には新大宮商店街を感じてもらえたのではないかと思います。
地域の方々と交流する中で、今後挑戦してみたいことの道が拓けた部分もあります。具体的には動画編集への興味を話した際に、商店街の集客にもつながるので動画編集を学ぶサロンを3upSで主催してみてはどうかとアドバイスをもらいました。
外に出て行って、地域の人とつながることの重要性を実感した出来事でした。
他の商店街の成功事例を学んだり、新大宮商店街で活動したりする中で、気づけば「ガクチカ(学生時代に力を入れたこと)」になっていました。今では他の商店街もよく見てみるようになりました。
興味を持って新メンバーが来てくれたのに、3upSの方向性が曖昧だったので、来なくなってしまったメンバーがいました。やりたいことの案はいろいろ出ていましたが、思ったよりも実現まで至らなかった案が多かったです。
具体的な方向性をきちんと検討していく必要があると思いました。
モチベーションの高いメンバーと、そうでないメンバーのばらつきもありましたが、もっとメンバーに仕事を割り振ったり、担当の役職を付けることが必要なのではないかと考えています。そうすればリーダーに頼り過ぎることなく、各メンバーも活動に参加している実感が湧くと思うからです。
また、毎回のミーティングに目的を持たせることも大切だと思いました。
地域の方々の声を大切にするよう心がけていました。
「本当に地域の方々の声を聞けているだろうか?」「本心だろうか?」と、いつも自問しながら話していました。仲良くなれば本音が聞けるのではないかと思っています。
インタビューの際は相手の語りを尊重するようにして、いろいろな考えがあると理解した上で聞くようにしていました。
また、商店街の方々の地域活動に対する熱量はそれぞれなので、無理強いしないようにしていました。
「よるきたサロン」で出会った方々などは、協働の考え方を持った方々だったと思います。
「学生を使う」という考えではなく、対等でいようとしてくれる地域の方々だったので、とてもやり取りしやすかったです。
新メンバーのやりたいことを引き出して尊重したいと思います。
3upSに入ってみて、「やりたいことと違うな」と感じて来なくなるのは仕方がないけれど、やりたいことがあって入ったのに、3upSの体制が曖昧で興味を失ってしまうのは良くないので、やる気を途絶えさせないチームづくりをしたいと思います。
3upSは、初代立ち上げメンバーが商店街を取材しておしゃれにInstagramで発信することをメインに活動を行いました。その後、僕たち2代目は商店街の人情や温もりに注目し、Instagramを継続しながら、地域の方々との交流も深めました。
今では地域の方々が3upSに興味を持ってくださるようになり、交流の中から新たな連携やコラボの話が生まれるようになりました。
来年は、さらに地域の方々との連携を深め、いろいろなコラボ企画などを展開していければと思っています。
3upSはメンバー全員が大学生。仕事の割り振りやチームビルディングに行き詰まることもありましたが、正面から体当たりして奮闘している様子が印象的でした。
また、大学の授業や地域の方に教えてもらった参考書などから、新しい知識を得て、それを地域という現場で生かしながら、知的に協働に取り組んだチームでもあります。
その結果、地域の方々が注目してくださり、さまざまな連携の話も舞い込むようになり、今後の展開がとても楽しみだと感じています。
自分たちが楽しいと感じること、やってみたいと感じること、興味があると感じること。
それらを大切に胸に抱きながら、地域の方々と一緒に、これからまた新しい3upSを楽しんでいってください。
3upSのあゆみに関わらせてもらえて、私たちもとても楽しくて、いつも元気をもらっていました。
ありがとうございました!
>>「学生×地域つながる未来プロジェクト 商店街編」
>>「学生×地域つながる未来プロジェクト」メインページ
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