「京都府文化力による地域活性化推進条例(仮称)」第5回検討委員会 開催結果
日時
平成17年5月25日(水曜) 午前9時から11時まで
場所
京都府職員福利厚生センター 第1会議室
出席者
西口光博座長代理、真山達志座長、山本壯太副座長、吉澤健吉委員
加柴和成専門委員、村上芽専門委員、山下淳専門委員
(五十音順、敬称略)
議題
- 京都府文化力による地域活性化推進条例(仮称)骨子(たたき台)について
- 条例内容の検討について
- その他
委員意見の要旨
文化力の定義がわかりにくい。
- もっとかみ砕いて、分かりやすく述べた後、「~という力を私たちは文化力と呼ぶ」と記述することで、「カギ括弧付き」の「文化力」でない「裸」の文化力として使える。
- 文化力には「癒し」の側面もあるのでは。
文化力で地域を活性化していくというイメージが沸かない。
- 文化力は、文化に親しむ環境でなければ高められない。
- また一方、地域を活性化していく上で効果のある文化力をピックアップして、その機能を最大限に発揮するよう仕組んでいかなければ、本来の効果は発揮できない。
- 文化力は、文化に親しむ環境の創造と実際の活用に向けた仕組みとの相乗効果で本来の効果を発揮するもの(「キャッチボール」のような関係)
京都市域の文化に比重を置きすぎているのではないか。
- 府民の理解と協力を得られるような条例にするためには、もっと京都市域以外の文化を大切にする姿勢を打ち出すことが必要ではないか。
- 府民に向けた発信というなら、もっと府域の文化の特徴などに触れるべき。(地域固有の豊かな文化財、豊かな自然等)
府民、文化活動を行う者、事業者に加え、大学等の高等教育機関の役割についても規定した方がよいのではないか。
今後の方針
以上のことを踏まえて、起草委員会で再度検討する。