きょうと生物多様性センター > お知らせ一覧 > 京都環境保全公社様と京都市北部花脊地域において生物多様性保全の活動を実施しました!

更新日:2025年2月27日

ここから本文です。

12月12日 京都環境保全公社様と京都市北部花脊地域において生物多様性保全の活動を実施しました!

京都府では、生物多様性の保全等に関心を持つ民間企業と、京都府・京都市の事業趣旨に即した保全活動を行う団体とのマッチングを図る「きょうと生物多様性パートナーシップ協定制度」を設けています。

同協定に基づき京都環境保全公社様とチマキザサ再生委員会様とともに、12月12日(木曜日)に京都市北部花脊地域で保全活動を実施しました。

活動の様子

チマキザサは祇園祭の厄除け粽や京菓子などに用いられ、京都の文化を支えてきた重要な植物です。近年、鹿の食害により、自力での再生が難しいため、花脊地域のチマキザサ保護区では防鹿柵が設置され保護されています。今回は新たに設置された防鹿柵内に、地域で生育しているチマキザサを移植しました。雪もちらつき、寒い中での作業となりましたが、参加された皆様と株の掘起こしと移植作業を丁寧に行いました。また9年前に設置された防鹿柵内のチマキザサの成長を見せていただき、防鹿柵の効果と本事業の取組意義を実感できる一日となりました。

保全活動概要

日時:令和6年12月12日(木曜日)13時00分~16時00分
・場所:花脊別所(京都市左京区花脊別所町)
・天気:晴れ
・参加者:株式会社京都環境保全公社様、チマキザサ再生委員会、山仕事サークル杉良太郎、京都府立大学森林ボランティアサークル森なかま、公益財団法人京都市森林文化協会、京北・左京山間部農林業振興センター、京都府立植物園、京都府、京都市、きょうと生物多様性センター(計27名)
・活動内容:チマキザサの移植

これまでの活動

きょうと生物多様性パートナーシップ協定(第2号)

 

京都府立植物園、チマキザサ実行委員会、(公財)京都市森林文化協会、

京北・左京山間部農林業振興センター、きょうと生物多様性センター

お問い合わせ

きょうと生物多様性センター
京都市左京区下鴨半木町(京都府立植物園 植物園会館内)
電話番号:075-354-5275
contact@kyotobdc.jp