きょうと生物多様性センター > 生物多様性センターについて
更新日:2024年11月14日
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京都府と京都市は、生物多様性保全に向けた取組の一層の促進を図るため、府市協調で『きょうと生物多様性センター』を設立しました。
京都の伝統・文化や暮らしを支えてきた「京都の自然の恵み」を守り、次世代につないでいくため、生物多様性に関する情報を正確かつ継続的に把握し、収集された知見を基に、生物多様性に係る理解促進や担い手育成、地域や企業の保全活動の支援等を行うとともに、保全に係る様々な主体の連携・協力関係を構築することを目的としています。
令和5年4月1日
以下の拠点を中心に京都の生物多様性保全活動を推進していきます。
テーマ | 事業内容・機能 |
収集 |
1.分布などの生物多様性情報の集積・データベース化機能 2.各主体における標本・文献等資料の保有状況の把握 |
利活用 |
3.民間企業や大学等研究機関、保全団体等の多様な主体のネットワーク機能 4.民間企業や大学等研究機関、保全団体等の連携による保全活動のコーディネート機能 5.民間企業や保全団体等の保全活動や事業の際の環境配慮などに関する相談機能 6.民間企業等に対する情報と専門的知識に基づく助言・提案機能 7.民間企業や保全団体等の保全活動や啓発等の支援及び受託 8.生物多様性に係る調査・研究 |
継承 | 9.資料や情報を活用した環境学習、人材育成及び情報発信機能 |
学識経験者、保全団体、経済団体、大学等研究機関、京都府及び京都市で構成する「きょうと生物多様性センター運営協議会」により運営しています。
設置母体 京都府、京都市(府市協働で設置)
■名誉センター長 山極 壽一(総合地球環境学研究所長(京都大学名誉教授))
■センター長 (兼運営協議会長) 湯本 貴和(京都大学名誉教授)
■運営主体 きょうと生物多様性センター運営協議会(任意団体)
■運営協議会組織構成
・有識者(京都府環境審議会 自然・鳥獣保護部会、京都市環境審議会 生物多様性保全検討部会)
・保全団体(自然環境保全京都府ネットワーク)
・経済団体(京都商工会議所、京都工業会)
・大学等研究機関(京都大学、京都府立大学)
・動植物園(京都府立植物園、京都市動物園)
・行政機関(京都府、京都市)
『きょうと生物多様性センター』は、生物多様性地域連携促進法第13条に基づき設置する「地域連携保全活動支援センター (生物多様性に係る各主体間における連携・協力のあっせん、必要な情報の提供や助言を行う拠点)」として位置づけられています。
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