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※「丹波ぐり」とも呼ばれます
むかしの地名である丹波国(たんばのくに)で作られた栗のことをいいます。この丹波くりは平安時代から作られており、日本の栗の発祥(始まりのこと)の地とも言われています。
栗の木の高齢化、野生動物による被害の増加などのため、栗の生産量は、30年前と比べて10分の1に減少し、150トン程度になっています。
むかしから、「由良川近くで夜霧の立つところは栗がうまい」と言われ、昼と夜の温度の差がおいしさのひみつです。
丹波くり
とても香りの良いことで有名です。
約30年前までは、年間100トン程度生産されていましたが、山の手入れができていないことや、松くい虫により松が枯れたことで、最近10年間では5トン程度にまで減っています。
マツタケのとれるアカマツ林の手入れをしてもっと生産しようとがんばっています。
丹波まつたけ
北山スギは、京都市北部の北山地方を中心に育てられているスギのことです。
北山スギの表面をなめらかに磨きあげた磨丸太(みがきまるた)は、室町時代から日本家屋などの材料として、特に床の間の床柱に多く使われてきました。最近は木材をあまり使わない家が増えてきているため、新しい使い方の工夫を進めています。
京都府伝統工芸品にも指定され、磨かれた木のはだの美しさが有名です。
<参考>(少しむずかしいのでおとなの人と読んでね)
昔ながらの丸太磨き
北山スギを使った床柱
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