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最近の自殺をめぐる厳しい情勢を踏まえ、様々な悩みや問題を抱えた人々に届く「当事者本位」の施策の展開ができるよう、政府全体の意識を改革し、一丸となって自殺対策の緊急的な強化を図るため、自殺総合対策会議において、「いのちを守る自殺対策緊急プラン」を決定し、月別自殺者数の最も多い3月を「自殺対策強化月間」と定めました(現在は、自殺対策基本法で9月10日から16日までを自殺予防週間と定められています。)。
自殺対策強化月間では、国、地方公共団体、関係団体等が連携して、重点的に広報啓発活動を展開するとともに、関係施策を強力に推進するため、経済団体、労働団体、関係する職能団体、当事者等の団体及び支援団体、関係する学会、直接自殺対策に関係する活動を行っている団体以外の、広い意味での自殺対策に資する活動を展開している団体及び自殺対策に関する普及啓発事業等に協力することのできる全国組織・体制を有する団体等、できる限り幅広い団体からの協賛を得て、当事者が支援を求めやすい環境を作るための「生きる支援」として展開することとしています。
京都府では、3月の自殺対策強化月間に合わせて、働く世代の自殺防止を図るため、3本の啓発動画を作成しました。
動画は、京都府公式YouTubeチャンネルに掲載するとともに、自殺対策強化月間中にデジタルサイネージ媒体での公開やSNS媒体からのリンク等、悩みを抱える人が気軽に相談先に繋がるよう活用します。
動画1「すこしほっとした(若者編)」
趣旨:青年層の悩みを抱えた方に向け、気軽な相談を呼び掛け。
概要:20~30代の若年労働者2名が、それぞれ逃げたいほどの悩みを誰にも言えずにいたところ、不調に気づいた先輩から「大丈夫?疲れていない?」と声を掛けられことで、気にかけてくれる存在に気が付き少し気持ちが軽くなり相談を打ち明ける。
動画2「すこしほっとした(支援者編)」
趣旨:悩みを抱えた人から相談を受けたゲートキーパー(支援者)に、相談を抱え込まずに専門機関の助言を受けるなど適切な対応を周知する。
概要:「すこしほっとした(若者編)」で後輩に声をかけた先輩目線の動画。後輩から悩みを打ち明けられたが、その対応に悩み、京都府の相談窓口に相談をする。
動画3「すこしほっとした(有職者編)」
趣旨:親の介護、子どもの進路、自身の健康問題や職場の悩み等、複合した課題を抱えやすい中高年有職者に向け、相談機関や周りの人への相談を促す。
概要:一人暮らしの50代~60代労働者が主人公。仕事も家庭も真面目に取り組んできたが、健康面や経済面での不安などを抱え、「疲れたな」とこぼす。京都府の相談窓口をインターネット検索で見つけ相談をする。
京都タワーをはじめ、府内の施設を自殺予防のテーマカラーの一つであり、癒しと安らぎの効果があるとされる緑色に照らし、自殺防止を呼びかけます。
場所 | 日時 |
ニデック京都タワー(京都市下京区烏丸通七条下る東塩小路町721-1) |
令和7年3月1日(土曜日) 日没から24時まで |
向日市上植野浄水場配水塔(向日市上植野町久我田17-1)
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令和7年3月1日(土曜日)、3月2日(日曜日) 18時から21時まで |
京都府庁旧本館 |
令和7年3月1日(土曜日)から3月6日(木曜日)まで 日没から22時まで |
福知山城(福知山市字内記5番地) |
令和7年3月1日(土曜日)から3月15日(土曜日)まで 日没から22時まで |
五老スカイタワー(舞鶴市字上安237) |
令和7年3月1日(土曜日)から3月31日(月曜日)まで(※3月8日(土曜日)は除く) 18時から21時まで |
舞鶴赤れんがパーク(舞鶴市字北吸1039番地の2) 田辺城城門(舞鶴市字南田辺15-22) |
令和7年2月28日(金曜日)から3月31日(月曜日)まで 18時から21時まで |
中丹保健所(舞鶴市字倉谷1350-23) |
令和7年3月1日(土曜日)から3月25日(火曜日)まで 日没後から3時間の間 |
亀岡平和台公園「平和の塔」(亀岡市下矢田町) |
令和7年3月1日(土曜日)から3月31日(月曜日)まで 日没から22時まで |
生きづらさを抱えておられる方などが皆で思い思いに過ごす場所
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