丹後広域振興局
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京口橋からKTR宮津川橋りょうまでの区間の改修工事が終了し、右岸側に新たな桜並木を整備しました。
平成20年に宮津ライオンズクラブから大手川の景観向上にと、ソメイヨシノ29本の寄付をいただき、昨年1月に10本を「しらかべのみち」(大手橋から中橋の右岸側・宮津城城壁復元区間)に植樹しました。
今回、残りの19本を以前の桜並木があった京口橋からKTR宮津川橋りょうの区間に加え、中橋から京口橋の区間(宮津小学校グラウンド前)にも植樹し、新たな桜並木として整備しました。
整備した桜並木が大きく育つまでは少々年月がかかりますが、改修され安全になった大手川と新しい桜並木を末永く見守っていただければと思います。
以前の桜並木の場所に新たに植樹した桜(写真左)
宮津小学校グランド前に植樹した桜(写真右)
京口橋上流の拡幅工事前には、これまでの京口橋の桜並木の面影が少しでも残るよう、すべてを伐採せず、若木5本と古木1本を京口橋の対岸側に移植しました。
京口橋の左岸側に移植された古木(写真左)
平成22年1月の植樹セレモニーの様子(写真右)
大手川には今福川や滝馬川などの支川のほかにも小さな水路が流れ込んでいます。宮津小学校グランド横にも「辻川」と呼ばれる水路がありますが、増水時にはこうした小さな水路から浸水していました。
大手川改修工事では、小さな水路の排水をスムーズに大手川に流し込むためのコンクリートの水路(樋門)を今回完成した「辻川樋門」のほか、百合が丘橋横の「鯰川(なまずがわ)樋門」 など計8カ所に整備しました。
樋門は、大手川の水位が高くなった時に大手川の水が小さな水路へと逆流し、堤防の宅地側で水が溢れるのを防ぐ役割も果たしています。
宮津小学校グランド横の辻川樋門(写真左)
台風23号時の辻川の様子(写真右)
(写真左)台風23号後の辻川と大手川の合流地点付近。写真右側が宮津小学校グランド、写真左側が大手川
(写真右)台風23号後の辻川。写真手前が大手川との合流地点
拡幅・護岸工事も完成に近づき、上流の堂ノ下橋下流と中流の福田橋下流では、改修工事完成後に水辺で安全に遊んでもらえるよう、親水空間の整備も進めています。
完成後は散歩や子供たちの遊び場として是非ご利用ください。
堂ノ下橋下流の親水広場(写真左)
福田橋下流(写真右)
京都府では、災害関連の緊急情報をひとつのサイトに集約し、リアルタイムで情報提供する「京都府危機管理・防災情報ポータルサイト」を開設しました。
気象情報(予警報、各種気象画像、アメダス観測データ等) | |
土砂災害警戒情報 | 台風情報 |
避難情報 | 地震 ・津波情報 |
鉄道運行遅延等の有無 |
などが、ひとつのサイトから確認できるようになっています。
是非ご活用ください。
京都府危機管理・防災情報ポータルサイト「きょうと危機管理WEB」のサイトへ
京都府では、防災・防犯情報メール配信システムを運用しており、携帯電話で防災関係の情報を入手できます。
積雪・降雪の情報や主要道路での積雪状況の画像をご覧いただけます。
防災・防犯情報メール配信とあわせ、ご活用ください。
(これまでの大手川だよりに掲載した河川用語の紹介ページ)
年末年始から雪が続き、大手川改修の工事現場も雪景色となりました。写真を撮りながら新しく整備した堤防を歩いていると、犬の散歩らしきペアの足跡を見つけました。
改修工事も完成に近づき、地域の皆さんが新しい大手川周辺を利用していただいている様子を、雪のなかの足跡に見つけることができました。
大手川改修工事とあわせ、除雪作業への皆さんのご理解とご協力を重ねてお願いいたします。
福田橋下流では子供たちがソリとスコップを持って工事作業を眺めていました(写真左)
大橋下流の堤防(写真右)
丹後土木事務所 河川砂防室 災害対策担当
ダイヤルイン電話 0772-22-3243
組織の改編に伴い、平成22年5月26日(水曜日)から、
災害対策室は河川砂防室災害対策担当に名称が変わりました。
お問い合わせ
丹後広域振興局建設部 丹後土木事務所
宮津市字吉原2586-2
電話番号:0772-22-3244
ファックス:0772-22-3250