ここから本文です。
1.ヘアドライヤーの取り扱いに注意しましょう
~国民生活センター・見守り新鮮情報第278号より~
<内容>
ヘアドライヤーを使用中に吸い込み口から40~50本髪の毛が吸い込まれ、
巻き込まれた髪の毛を外すことが出来なかった。 (60歳代 女性)
<ひとこと助言>
・ヘアドライヤーは身近な製品ですが、髪の毛が吸い込まれて外れなくなった
り、コードから発煙、発火したりする事故が報告されています。
・標準型のヘアドライヤーには吸い込み口付近にファンが内蔵されています。
ドライヤーを使用する際は、髪の毛を吸い込み口に近づけないようにしまし
ょう。
・ヘアドライヤー本体にコードを巻きつけて保管すると、コードが曲がったり、
ねじれたりして損傷し、発煙、発火等が起き、やけどをする可能性がありま
す。本体にコードを巻きつけないようにしましょう。
・基本的な使い方が分かっていても、購入時には取扱説明書をよく読み、注意
事項等を正しく理解しましょう。
<詳細>国民生活センター
http://www.kokusen.go.jp/mimamori/mj_mailmag/mj-shinsen278.html(外部リンク)
◇ ◆ ◇
2.アダルトサイトにアクセスしたら、カメラのシャッター音が!
~国民生活センター・子どもサポート情報第113号より~
<事例>
友だちとスマートフォンでいろんなサイトを見ていたらアダルトサイトにつ
ながり、シャッター音がして、請求画面が表示され、高額な金額を請求され
た。ネットで調べたところ、「シャッター音が鳴ったら、カメラで撮影され
るだけでなく、いろいろな情報が流出してしまう」と書かれていたので不安
になった。 (当事者:中学生 女性)
<ひとことアドバイス>
・アダルトサイトに関する相談が多く寄せられており、中には、サイトにア
クセスすると同時にカメラの「シャッター音」を鳴らすことにより、消費
者の不安をあおり、登録料等を請求するケースが報告されています。
・シャッター音がしても、スマートフォンのカメラ機能が使われたり、撮影
した写真が業者に送信されたりすることはありません。慌てて業者に連絡
をしてはいけません。
・アダルトサイトには不用意にアクセスしないことが第一です。サイト内の
ボタンもむやみにクリックやタップをしないようにしましょう。
・日ごろからインターネットの使い方について、親子でよく話し合っておく
ことも大切です。
・心配なときは、連絡をしたりお金を支払ったりする前にお住まいの自治体
の消費生活センター等にご相談ください(消費者ホットライン188)。
<詳細>国民生活センター
http://www.kokusen.go.jp/mimamori/kmj_mailmag/kmj-support113.html(外部リンク)
◇ ◆ ◇
3.家庭菜園等における有毒植物による食中毒に御注意ください
~消費者庁からのお知らせ~
消費者が園芸店で苗等を購入し、家庭菜園等で食用植物(野菜、野草、ハー
ブ等)を栽培・採取することが人気ですが、誤って有毒植物を採取して食べた
場合、重篤な食中毒が発生する危険性があります。
平成27年は、家庭菜園や山菜取り等を通じて、家庭で有毒植物を喫食した
ことにより、42名が食中毒になりました(有毒植物との関連が疑われる事例
を含みます。)。このうち4名が死亡し、死亡者数が過去10年間で最多とな
っています。
以上を踏まえ、消費者庁では、全国の消費者2,000人を対象に、家庭で
育てた植物や自然に生えていた植物の喫食等に関する意識・行動のアンケート
調査を実施し、その結果を基に有毒植物による食中毒を防ぐために大切なポイ
ントをまとめました。あわせて、消費者への周知啓発など有毒植物による食中
毒予防に取り組むよう、関係団体に要請しました。
有毒植物による食中毒は、毎年春、特に4~5月多く発生していますので、
これからの季節は特に御注意ください。
<有毒植物による食中毒は毎年発生!>
有毒植物による食中毒は毎年発生しており、特に新芽などで植物の見分け
がつきにくい4月、5月に多く発生し、今年も既に発生しています。
過去10年間に有毒植物により10名が死亡しています(原因食品が断定
されない事例を含む。)。死亡事例では、園芸店等で観賞用として販売され
ることがある「イヌサフラン(コルチカム)」の誤食によるものが4名と最
も多く発生しています。
<有害植物による食中毒を防ぐためのポイント>
1.食用の植物を植えましょう!
食べることを目的にする場合、食用の植物かよく確認して植え、それ以外
の植物は食べるのをやめましょう。
2.食用植物は観賞用植物と区分けして植えましょう!
家庭で発生する有毒植物による食中毒では、自然に生えた植物や観賞用の
植物を食用の植物と誤認して食べた事例が複数発生しています。食用の植物
を植える際には、明確に区分けし、家庭内で共有するとともに、その区画以
外のものは食べないようにしましょう。
3.食べられるか自信がないものは、食べるのはやめましょう!
有毒植物には、食用の植物と名前や見た目がよく似ている植物があるため、
確実に食用だと自信が持てないものは食べるのはやめましょう。
食用の植物の近くに見た目が似た植物が生える場合もあるため、植物を採
取する際には、食用の植物のみ植えていると過信せずよく確認して採取しま
しょう。
4.野草を食べる際にも十分に注意しましょう!
野草を食べる際にも、確実に食用と自信がないものは食べるのをやめまし
ょう。また、野草を食べて体調が悪くなったら、すぐに医師の診察を受けま
しょう。その際に食べた野草を取り置きしておくと、原因を特定する手掛か
りになることがあります。
<詳細>消費者庁
http://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_safety/release/pdf/160413kouhyou_1.pdf(外部リンク)
お問い合わせ
文化生活部消費生活安全センター
京都市南区東九条下殿田町70 京都テルサ西館2階
電話番号:075-671-0030
ファックス:075-671-0016
電話(消費生活相談):075-671-0004【平日午前9時~午後4時】
電話(事務専用):075-671-0030
ファックス:075-671-0016
kyo-shohisen@pref.kyoto.lg.jp