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開田1丁目1番~4番・16番~21番、開田2丁目~4丁目(全域)、天神1丁目(全域)、長岡1丁目1番・2番(一部)、長岡2丁目1番・2番、神足1丁目~3丁目(全域)、馬場1丁目(今井川以南)、一里塚(全域)
位置図(乙訓地域、PDFファイル1,362KB)(PDF:1,362KB)
位置図(開田、神足及び周辺地区、京都府・市町村共同統合型地理情報システム(GIS))(外部リンク)
昭和30年代から40年代にかけて市街化が発展した。当初は長岡天神駅の近くに若干の市街地が形成されていた程度であり、その後駅周辺に農地を残しながら、むしろ駅より遠い地域が市街化してきた。鉄道駅の近くにありながら市街化が遅れた区域が存在したのは、この付近が良好な農地であり、宅地への転用がされずに残っていたためと思われる。また、京都・大阪方面の通勤・通学客にとって、購買の中心は通勤先、通学先の地域にあり、本市内での購買意欲が希薄という事情もあった。そのため中心市街地にいくつかの商店街が生まれたが、商店街らしい賑わいが感じられるのは、阪急長岡天神駅周辺及びJR長岡京駅周辺の一部である。
中心市街地の形成には鉄道駅の存在が大きいが、同時に市中心部がJRと阪急により分割されていることは、集客力の形成という面で不利な結果も生じており、阪急長岡天神駅周辺整備やJR以東から市中心部へのアクセスの改善が課題である。
土地利用の高度化を図りたい地域であるが、むしろ宅地の細分化がみられる。JR長岡京駅西口地区再開発事業における商業集積があるが、既存商店街の活性化を図ることが必要である。なお、エリア内の大規模商業施設としては、イズミヤが店舗面積1万平方メートルを超えており、西友、リバティ長岡、平和堂が1,000平方メートルを超えている。
当中心市街地エリアの中心はJR長岡京駅と阪急長岡天神駅をつなぐ商業・近隣商業地域であるが、商業・業務系の施設が多いものの、用途地域(近隣商業地域)と建物用途現況が一致しておらず、また近隣商業地域に囲まれた第二種住居地域があり、土地区画整理事業の対象となっているが、同事業は実質的に進まず、市街地整備を進めるうえでの再検討が必要である。
約850千平方メートル
無
JR長岡京駅西口地区については再開発事業が終了したが、阪急長岡天神駅周辺については人通りが多く商店数も多いものの、統一感のある街区とはなっておらず、駅前整備による活性化が必要である。中心市街地エリア内の商店数はかなりあるが、連担化が十分ではなく、ショッピングを楽しめる魅力ある商店街の復活が求められている。高齢者人口の増加によって、郊外の大規模店ではなく市内での買い物を望む市民の増加が見込まれることから、JR長岡京駅から長岡天満宮を結ぶシンボルロードの整備や、阪急長岡天神駅周辺整備に合わせて、ゆっくり歩いてショッピングが楽しめるような商業集積を図りたいと考えている。
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