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京都府及びきょうと生物多様性センターでは、生物多様性を身近に感じてもらうため、講演や自然観察会などを通して普及啓発をおこなっています。
この度、京都府立植物園「恐竜時代の植物展」とのコラボ企画として、世界で最も美しいビカリア化石を産出した地、化石の宝庫と呼ばれる「京都府舞鶴市」周辺の化石標本等を見ていただきながら、京都府北部地域の化石と自然の魅力について焦点をあてたお話をお伺いします。
大変貴重な機会ですので、ぜひ皆さま、ご参加ください!
← 昭和49年舞鶴市内で発掘された「世界で最も美しいと呼ばれたビカリア化石」(外部リンク)。
<なぜ「舞鶴の化石」なの?>
舞鶴は、若狭湾から中国山地へ斜めに横切る舞鶴帯と名付けられた構造帯が土台となり、それが隆起、沈降することによって、数多くの「地層や岩石、化石の宝庫」と呼ばれています。
<「ビカリア」ってなあに?>
長さ10cm程度の円錐形巻貝で、殻にいくつかの太いトゲがあるのが特徴です。新生代新第三紀(約2300万~250万年前)の中新世に、世界中の熱帯~亜熱帯の河口と海が交わる汽水域に生息していたと考えられるウミニナの仲間で、現在は絶滅しています。
また、「ビカリア」の化石は約1600万~1500万年前ごろに堆積した地層だけに見られる示準化石とされており、当時はマングローブ(ヒルギ)林に生息していたと考えられています。
日時:8月24日(土曜日)11時~12時30分
場所:京都府立植物園2階研修室
参加費:無料(別途植物園の入園料は必要です)
定員:80名(事前申込制)※事前申込に余裕がありますので、当日受付を行います!
対象:どなたでも。
講師:荒木邦雄氏(理学博士・青葉山レンジャー顧問)
主催:きょうと生物多様性センター・京都府
申し込みはこちらから → https://www.pref.kyoto.jp/biodic/news/20240824_kaseki.html
※上記による申込みが難しい場合は、メール・FAXでも受付します。
「名前、年齢(任意)、連絡先メールアドレス、お住いの居住地(任意)」を記載の上、下記までご連絡ください。
メール:shizen-kankyo@pref.kyoto.lg.jp 、 FAX:075-414-4705
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