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平成29年1月31日(火曜日) 午後1時30分から3時00分まで
ザ・パレスサイドホテル 2階 「グランデ」
【委員】5名(4名欠席)
井上 和也(京都大学名誉教授)
上原 真人(京都大学大学院文学研究科名誉教授)
羽倉 睦人(公募委員)
本郷 弥香(公募委員)
吉村 真由美(森林総合研究所主任研究員)
(敬称略、五十音順)
【一般傍聴】 1名
【行政関係者】 16名
【報道関係】 3社(建設タイムズ、建設経済新聞、城南新報)
1.堂の川(木幡池)
・パブリックコメントの結果等 資料1(PDF:254KB)
・代替案と事業投資効果 資料2(PDF:194KB)
・宇治川圏域河川整備計画(変更案) 整備計画変更案(PDF:7,100KB)
2.河川事業における事業評価機関の見直しについて 資料3(PDF:213KB)
・木津川・桂川・宇治川圏域河川整備計画検討委員会設置要綱案 資料4(PDF:60KB)
3.一級河川古川・井川・名木川河川改修事業の進捗点検について 資料5(PDF:1,232KB)
1.堂の川(木幡池)
・宇治川圏域河川整備計画の変更案については、了解された。
・事業実施は妥当と認められる。
2.河川事業における事業評価機関の見直しについて
・本委員会で河川事業の進捗点検を行なうことについては、了解された。
・木津川・桂川・宇治川圏域河川整備計画検討委員会設置要綱の変更については了解し、附則の施行日を平成29年1月31日とする。
・事業評価に詳しい学識者に次回の委員会から入っていただく予定。
3.一級河川古川・井川・名木川河川改修事業の進捗点検について
・一級河川古川・井川・名木川河川改修事業(古川床上浸水対策特別緊急事業)を引き続き実施することについては、了解する。
1.堂の川(木幡池)
【委員】
計画案では山科川の水位が高くなった場合、どのような対応になるのか。
【事務局】
樋門を閉鎖して既設のポンプ(毎秒6立方メートル)を稼働させることとなる。
【委員】
天ヶ瀬ダムの放流量が毎秒1,500立方メートルになると宇治川の水位と連動して山科川の水位も上がることになる。概ね30年に1回の整備目標とされているが、平成24年や平成25年のような水位はもっと頻繁に発生すると思うので、自然排水と既設ポンプだけでは難しいのではないのか。
【事務局】
天ヶ瀬ダムの放流量毎秒1,500立方メートルは後期放流で、先に琵琶湖に洪水を貯め、下流河川の水位が低くなってから放流するものであるため、堂の川(木幡池)の流域の洪水と重なることはない。また、堂の川(木幡池)では宇治川圏域の整備目標よりも高いレベル(30分の1確率)の整備を考えているものの、自然排水と既設ポンプだけでは全て対応できるとは限らないため、超過洪水に対しては避難等のソフト対策も合わせた対応となる。
2.河川事業における事業評価機関の見直しについて
【委員】
進捗点検(事業評価)について、第三者委員会で行うことは、整備計画を把握することから始める必要があり、効率が悪い。一体化した方が良い。
【委員】
点検するのは別の人が良い場合もあるのでは。
【事務局】
どちらの場合にもメリット、デメリットがあるが、一体化することで一貫して同じ目で見られる方が良いと考えている。
3.一級河川古川・井川・名木川河川改修事業の進捗点検について
【委員】
前回評価に対してB/C(費用便益比)が増加しているが、事業をより早急に進める必要があるのか。
【事務局】
前回評価に用いた資産データが、今回用いたデータの計上方法が変わったことが便益が増えた原因と考えている。
【委員】
環境への配慮をやめて、矢板護岸で進めるのか。
【事務局】
ブロック積みから矢板に変更するが、将来的にはコンクリートの化粧ブロックを設置したり、みお筋を作るなど、景観や環境に配慮する。
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