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本ページには、後半にご家族のインタビューも掲載しています。是非、最後までお読みください。
経歴の所属名は、発令当時のものです。(組織改正により、現在の所属名と異なる場合もあります。)
経歴
平成23年度入庁
平成23年4月 税務課 調整担当
平成26年5月 京都府立医科大学経理課 会計担当
平成31年4月 男女共同参画課 企画・推進係 現在
令和元年8月 育休
3人目が生まれる時に、家事・育児の負担に耐えかねた妻から「頼むから育休を取って!」と言われ、また、上司からも「育休をとってね!」と言われたことがきっかけです。
京都府では、「男性が育休を取るのは当然!」といった雰囲気が少しずつ拡がっているように感じています。
育休をとって子どもと触れあう時間が増えたのは本当に良かったです。
子どもは触れあう時間が増えるほどパパを好きになってくれます。私が出勤する時には、子どもが玄関先まで見送りに来てくれるようになりました。パワーをもらえます!
一方で育児は本当に大変です。夜泣きで夜も寝られませんし、昼間、1人の面倒を見ていると他の子が、「かまって!」と言ってきますし、一息つく暇もありません。
育休を取るまでこの大変さを分かっていなかったことを痛感し、それまで妻に任せきりであったことを申し訳なく思いました。
育休を取得してから仕事に対する考え方が変わり、仕事も効率的に、また密度を濃くするように意識し、家族との時間も重視するようになりました。
「ワーク・ライフ・バランス重視!!」が家庭だけでなく、仕事にも役立っています。
また、育児をしていると、家事が億劫になることも痛感しましたので、家にいる時は、進んで家事・育児をすることを心がけています。自分で弁当を作るようにもなりましたし、育休をきっかけに自分の生活スタイルも変わったかなと思います。
私はスムーズに育休を取得できましたが、世間的にはまだまだ男性育休への理解が進んでいないのではないかと思います。
私をはじめ京都府の男性職員自らが率先して、育児に取り組んでいく姿勢を府民にしっかりとアピールして理解を広げ、「子育て環境日本一」の京都府に繋げていきたいです。
皆さんの就職後の人生には色んなライフステージが待っています。
「子育て環境日本一」を目指す京都府で働いて、仕事と育児を両立する。そんな職員を目指してみませんか?
皆さんと一緒に働ける楽しみにしています。
今回の育児休業取得は、第三子を授かったことが判明した際、私が夫に取得できないかと打診したのがきっかけでした。
というのも、入庁以来、仕事人間であった夫の働き方で新たな家族を迎え入れ、更なるワンオペ育児になりかねないのは不安でしかなかったことを覚えています。
夫自身の価値観にここで変化を起こさなければ到底やっていけないと思い、育児休業取得を打診したところ、本人も即決、そして配属先にも快諾してもらい、現在に至ります。
とにもかくにも、「良かったー」と心から安堵しました。
育児休業期間中、正直、炊事についてはイマイチというところはありました。しかしながら、長男の保育園への送り迎え、当時家庭保育中であった次男とそばで過ごしてもらえることが私としては何よりでしたので、今回の育児休業の取得は本当にありがたかったです。
育児休業という経験の影響なのか、メリハリのある働き方となったように感じます。
夫も私も4人きょうだい同士で、家業のある夫の両親、サラリーマンであった私の両親、共働きの親のもとで当たり前に育ってきました。今思えば、子どもたちを4人育てながら働く日々、両親たちの苦労は計り知れないものであったと思います。
自分が経験して初めて解る親の偉大さ。夫の育児休業取得を通じて、私たち夫婦は、親としての思いであったり、夫婦関係の再構築を行えた気がします。
育児休業は、現実的にも必要な制度であると思いますが、家族の心の結びつきを強固なものとする効果もあるように感じます。
もっともっと男性の育児休業取得が増えていくこと、そしてそれによって幸せになる家族が増えていくことを一経験者として願っています。
(令和3年1月取材)
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