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このページでは現在各エリアでオススメの植物情報を発信しています!
パラモンガイア ウェベルバウエリ
Paramongaia weberbaueri
ヒガンバナ科
ペルーの海岸からアンデス山脈の標高2700メートルの岩肌に自生する。直径20センチほどのスイセンやユリを思わせる黄花を咲かせ、強い芳香を放つ。外花被(がいかひ)が6から9枚と個体差がある。ラン室にて見頃は2月下旬まで。
ラヌンクルス カランドリニオイデス
Ranunculus calandrinioides
キンポウゲ科
モロッコの高山に自生する。地中に肉厚で長い球根をもつ。夏には地上部が枯れて休眠し、秋に発芽する。当園では生育期の冬は無加温のガラス温室で管理し早春に咲かせるようにしている。高山植物室にて見頃は2月下旬まで。
シナマンサク
Hamamelis mollis
マンサク科
中国原産。葉が展開する前に花が咲き、日本産の近縁種よりも開花期が早い。花に芳香がある。花の時期まで昨年の枯れ葉が残る。くすのき並木北の当園の個体は、中国から国内初導入されたもので園内歴史遺産樹木。見頃は2月下旬まで。
ソシンロウバイ
Chimonanthus praecox f. concolor
ロウバイ科
園芸品種。ロウバイは花被の内側が暗紫色なのに対しソシンロウバイは花全体が花の中心部まで黄色になる特徴がある。花の少ない1月から2月にかけて開花することから、属名の Chimonanthus はギリシャ語で「冬の花」という語に由来する。盆栽展示場東にて見頃は2月下旬まで。
プリムラ ポリアンサ
Primula polyantha cvs.
サクラソウ科
ヨーロッパ原産のプリムラ属のエラチオール種(Primula elatior)、ブルガリス種(P. vulgaris)、べリス種(P. veris)などが交雑されて育成された品種群。
本種は鮮やかな赤色の花弁の中心部に黄色の蜜標が入るのが特徴的。現在開催中の早春の草花展(3月9日まで)では本種を含めた様々な花色の品種を展示している。
チューリップ ‘プリティーウーマン’
Tulipa ‘Pretty Woman’
ユリ科
野生種は中央アジアから北アフリカ原産。花弁の先が外側に反ったユリ咲き系の園芸品種で深い赤色の花弁が印象的。現在開催中の早春の草花展(3月9日)会場にて見頃は2月下旬まで。
ローズマリー ‘ミスジェサップアップライト’
Salvia rosmarinus ‘Miss Jessopps Upright’
シソ科
原種は地中海沿岸原産。清楚なスカイブルーの花を咲かせる品種で、生垣に適し香りが強く耐寒性がある。薬用や香辛料として広く用いられる。四季彩の丘にて見頃は3月末まで。
コセリバオウレン
Coptis japonica var. japonica
キンポウゲ科
日本固有種で本州・四国の大西洋側に分布する。山地の湿った場所を好む。オウレンは漢方の要薬であり、掘り起こした根茎を乾燥させて利用する。植物生態園にて見頃は3月末まで。
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文化生活部文化生活総務課 植物園
京都市左京区下鴨半木町
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