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このページでは現在各エリアでオススメの植物情報を発信しています!
トゲバンレイシ
Annona muricata
バンレイシ科
西インド諸島原産。花は大枝に着生する。花後にできる果実の重さは4キロに達することもある。果汁にはビタミンB、Cが豊富に含まれており、健康食品としての利用価値が高い。有用作物室にて見頃は10月下旬まで。
ウツボカズラ
Nepenthes
熱帯地域に約185種が分布する。虫や小動物を捕虫袋で捕獲・消化吸収して栄養を補うよう進化した。当園では約100種類をジャングル室にて8月下旬まで展示している。
キョウチクトウ
Nerium oleander var. indicum
キョウチクトウ科
インド原産。日本には江戸時代に渡来。花に芳香あり。ふつう花は紅色八重咲で、一重咲または白色の品種もある。園内各所にて、見頃は8月下旬まで。
ザクロ
Punica granatum
ミソハギ科
西南アジア原産。多くの実を結実するため西アジアでは昔から子孫繁栄、豊穣の象徴とされる。日本には平安時代に入ったといわれている。森のカフェ横にて見頃は9月上旬まで。
ホウキギ
Bassia scoparia
ヒユ科
中央アジア、西アジア原産。繊細な茎葉が密に茂り、見た目は卵型の草姿となる。和名は昔、秋に刈り取って陰干しし草ボウキをつくるのに利用されたことから。畑のキャビアとして知られる「トンブリ」は、本種のなかで種子の大きな系統の果実からつくられる。園内花壇、四季 彩の丘で見頃は10月頃まで。
ネコノヒゲ
Orthosiphon aristatus
シソ科
インド、マレーシア原産。観賞用のほか、利尿剤、血圧降下剤として知られる薬用植物で乾物を茶として利用する。花弁はあまり目立たないが長く突き出た雄しべと雌しべがやや上向きに反り返っている姿がネコのひげを連想させる。正門前花壇にて見頃は10月まで。
キツネノカミソリ
Lycoris sanguinea var. sanguinea
ヒガンバナ科
本州から九州に分布。北海道にも見られるが野生化したものとされる。葉は春に出て夏には枯れ、花期には花茎のみが地上に出る。変種のオオキツネノカミソリと比べ小型で、花被片(花弁と萼)は反り返らない。植物生態園、四季 彩の丘にて、見頃は8月中旬まで。
トウゴマ
Ricinus communis
トウダイグサ科
別名ヒマ。アフリカ東部原産で、世界の熱帯や暖帯に広く野生化している。当園で展示中のものは葉や果実が赤く色付くが、ほかにも多くの栽培品種がある。種子は胚乳に油分を含み、精製してヒマシ油として利用される。四季 彩の丘にて見頃は10月下旬まで。
お問い合わせ
文化生活部文化生活総務課 植物園
京都市左京区下鴨半木町
電話番号:075-701-0141
ファックス:075-701-0142