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中国から舶載された羅漢図をもとに、鎌倉時代後期から多くの羅漢図が作成されており、本図もその一例である。京都の建仁寺本や福知山の天寧寺本 (いずれも重要文化財) が類似本としてある。本図は十六幅あり大きさは各縦81.5cm、横39.7cm。南北朝時代の作品と見られる。宮津市の指定文化財となっている。
全幅とも乾燥により、本紙、表具とも硬質化しており、画面全体に亀裂、剥離、褪色が著しいため、内三幅について現状回復するための修理に対して助成を行った。(平成15年度)
(写真:左)修理前 (写真:右)修理後
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(写真:左)修理前 (写真:右)修理後
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(写真:左)修理前 (写真:右)修理後
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