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桧材・寄木造・彩色仕上げの木像で、像高は160cm。円頂(えんちょう)、白毫相(びゃくごうそう)を表し、彫眼(ちょうがん)。胎内に永禄5年 (1562) の記載があり、室町時代後期の作と推測される地蔵菩薩立像である。また宝永7年 (1710) 修理の銘も見られる。彩色・白毫は後補のものと思われる。
彩色に剥離や剥落などが見られ、各矧ぎ目に緩んだ箇所があったため、これらの補修に対して助成を行った。(平成14年度)
(写真:左)修理前 (写真:右)修理後
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