丹波広域基幹林道の概要
- 事業期間:昭和60年度~平成25年度
- 総延長:65.426km
- 車道幅員:4.0m(全幅4.5m~5.0m)
- 路線数:5路線(下記「全体計画」のとおり)
- 利用区域面積:7,275ha
- 起点:京都府船井郡京丹波町下山
- 終点:京都市左京区花脊大布施町
- 管理者:京都市・南丹市・京丹波町(利用に当たっては、各管理者にお問い合わせください)
事業効果
府内の代表的な林業地帯である丹波地域の山並みを横断する丹波広域基幹林道は、「丹波の夢を拓(いだ)く道」として、森林資源の活用や、森林施業の促進を通じた、良質材生産の拡大、生産コストの削減、収益の増大など丹波地域の中核的な林業生産基盤施設として重要な役割を果たしています。
また、近年では自然体験型の観光や都市と農山村の交流を始め、地域の学校教育や行事にも利活用されるなど、その用途も多様化しています。

全体計画
- 丹波美山1号線
総幅員5.0メートル、総延長16.157キロメートル、利用区域面積1,871ヘクタール。
昭和59年度に全体計画調査、昭和60年度に工事着工、平成14年度事業にて完成。
京丹波町(旧丹波町、旧和知町)から南丹市(旧日吉町、旧美山町)を結ぶ路線。
- 肱谷四ッ谷線
総幅員4.5メートル~5.0メートル、総延長4.347キロメートル、利用区域面積336ヘクタール。
昭和59年度に全体計画調査、平成4年度に工事着工、平成24年度事業にて完成。
南丹市(旧日吉町、旧美山町)を横断する路線。
- 丹波美山2号線
総幅員5.0メートル、総延長8.150キロメートル、利用区域面積1,023ヘクタール。
昭和59年度に全体計画調査、昭和60年度に工事着工、平成11年度事業にて完成。
南丹市(旧日吉町、旧美山町)を横断する路線。
- 原深見線
総幅員4.5メートル~5.0メートル、総延長9.626キロメートル、利用区域面積517ヘクタール。
平成3年度に全体計画調査・工事着工、平成17年度事業にて完成。
南丹市(旧美山町)、京都市(旧京北町)の境界を通過する路線。
- 深見大布施線
総幅員4.5メートル~5.0メートル、総延長27.146キロメートル、利用区域面積3,528ヘクタール。
昭和61年度に全体計画調査、昭和62年度に工事着工、平成24年度事業にて完成。
京都市北部地域(旧京北町、花脊など)を通過する路線。