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平成26年7月22日(火曜日) 15時30分~17時10分
京都ガーデンパレスホテル
【委員】
勝呂座長、石原委員、吹田委員、関委員、前田委員 (竹内委員欠席)
【オブザーバー】
経済産業省中部近畿産業保安監督部近畿支部 電力安全課長(課長補佐代理出席)
【京都府】
公営企業管理監、文化環境部理事(建設整備課長)、公営企画課長及び担当課長
公営企業管理事務所長ほか
【設置業者】
JFEエンジニアリング(株)エネルギー本部風力発電部長ほか
○ 3号機の事故原因の調査結果について
事故原因調査結果及び事故の直接的原因となったタワートップボルト損傷原因の調査結果を報告し、専門家会議の最終のとりまとめがされた。
【主な意見】
ボルト損傷調査報告書4-(4)ボルトの疲労寿命予測結果について、3号機のボルト調査結果との関連づけを明確に記述すること。
○ 再開後の運転状況等
再開後の運転状況、今後の点検計画を報告し、点検計画については、妥当なものと判断された。
【主な意見】
ボルト折損を確認した場合は、タワーへの影響評価を行った上で再開することを資料に追記すること。
(他事業者の周知のためにも、公表資料には追記を要望)
全国でも初めてとなる事故事例の調査であり、調査結果は今後の日本の風車の安全性の向上に役に立つものであったと考えられ、水平展開すべきものである。 他の事業者も今回の結果をよく踏まえ、安全性について再認識して欲しい。
また、太鼓山の地形の影響による乱流の調査結果についても、経済産業省で山岳地形の乱流の解析等の技術基準の見直しを検討するなど、日本の風車の安全な運転のため、非常に重要な知見となった。
今後は、安全で安定した運転で風車の稼働率を増やしていくよう期待したい。
<他の委員のコメント>
○ 初めての事故事例であり、調査に1年数ヶ月を要したが、ここから学んだことを日本の風力の発展やよりよい風車の製作に生かしたい。
○ ボルトは、風力のみならず多くの構造物に共通する問題であり、その調査結果から、非常に有用な成果が得られた。
○ 太鼓山風力発電所とは、10年以上かかわってきており、これまで落雷や乱流に対する対策を行ってきたことを評価したい。今後も太鼓山での風力発電の継続を期待したい。
○ ラガウェイ製風車の事業者は、府のHPに注目しており、全国の事業者に事故から立ち直った京都として新しい情報を発信願いたい。
添付ファイル(意見を反映、修正済)
・次第(PDF:4KB)
・資料1:報告書(概要版)(PDF:2,553KB)
・資料1-1:報告書(PDF:5,861KB)
・資料1-2:タワートップボルト点検要領書(PDF:315KB)
・資料1-3:超音波探傷試験マニュアル(PDF:934KB)
・資料2:ボルト損傷調査報告書(PDF:700KB)
・資料3:事故原因調査の経過(PDF:366KB)
・資料4:再開後の運転状況(PDF:58KB)
・資料5:今後の点検計画(PDF:166KB)
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