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更新日:2016年4月8日

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第13回入選(16点)

 入選

浅野 綾花さん(子10歳) 大山崎町

お母さんへ
お母さん、ひどいこと言ってごめんなさい。
その夜、考えていました。お母さんがいるありがたみを・・・。いつもありがとう!

浅野 知佐さん(母40歳)

あやかへ
お母さんこそごめんなさい。
成長の1つだと分かっているのについ腹を立て、一緒になって怒ってしまって・・・
やっぱりあやかの笑顔が1番好き。
いつもありがとう!

[エピソード]

いつも同じ事の繰り返しです。

 

入選

池田 麻衣子さん(子30歳) 精華町

なぁ お父さんって仕事辞めたいと思ったことある?

西村 重幸さん(父65歳)

そら若い時は何回も思ったよ。
家族いんかったら とっくに辞めてたかもしれんわ

[エピソード]

私が仕事を始めて間もない頃、仕事が辛いなぁと感じ父に相談しました。
今まで家で仕事の話を口にしたこともない父の一言に感動し、自分も頑張ろうと思うことができました。そんな父も今年立派に定年を迎えました。

 

入選

加畑 萌乃さん(子11歳) 向日市

お母さん。いっつもありがとう。でも、1つ大事なお願いがあんねん。弟か妹ほしい。やっぱ無理かな?

加畑 恵子さん(母43歳)

わおー。もえちゃん。近頃は色々お手伝いもしてくれてすっかり良いお姉さんやもんねー。
赤ちゃんいたらいっぱい助けてくれるやろうね。
神様が授けてくれはるかなぁ。

[エピソード]

娘の友人にはみんな兄弟姉妹がいて、1人っ子は娘だけです。いつもうらやましく思いながらも私の年などを考えあまり言わなかった様ですが手紙に書くと思いが素直に出たようで、さみしい思いをさせてしまっているのかなぁと思いました。でもこればっかりは…(笑)

 

入選

鴨志田 佳祐さん(子23歳) 茨城県

お父さん 後は継げないな。職がないから田舎に戻ることもできないよ。期待していたのは分かっているけれど。ごめん。俺の部屋は自由に使って。新しい場所に行って新たな一歩を歩むつもりだよ。

鴨志田 祐一さん(父52歳)

おまえの部屋の参考書使わせてもらうよ。俺も引退後は大学に行って、新たな一歩を歩むつもりだよ。互いに新しい一歩を歩もう。

[エピソード]

大学を卒業し、自分で決めた職へと新たな一歩を歩む息子。私も引退後は、大学で学び直し新たな一歩を歩むつもり。互いに自分の夢に向かって進んでいきたいと願っています。

 

入選

後藤 カヨ子さん(妻62歳) 岐阜県

いつになったら、私に定年がくるのですか。

後藤 順さん(夫62歳)

まず、新人の僕を育ててからにして下さい。

[エピソード]

定年になって、自由時間を謳歌している夫。以前どおりに家事を担う妻。そんな夫婦の些細な喧嘩での後始末のお話。

 

入選

近藤 和子さん(祖母85歳) 大阪府

孫息子へ―
幼き手ひいて歩いたこの道を今、社会人となった君の助手席に乗って送迎いつもありがとう。夢のようです。

中野 雄介さん(孫27歳)

ばあちゃんへ
母子家庭だったから母代わりだった。今度は俺が「ばあちゃんの杖」となるよ。行けるとこどこでも行こう。

[エピソード]

孫息子を幼稚園の送迎など祖母である私がした。(娘は離婚したので)子どもたちの教育・食事・洗濯・掃除も母親代わりだった。彼が社会人となって今、私を車の助手席に座らせてくれ、送迎や力仕事を献身的にしてくれる。

 

入選

田中 昭宏さん(父51歳) 京都市

おやすみ

田中 綾音さん(子13歳)

もう、寝てたところやのに!!

[エピソード]

単身ふにんをしている父が夜、私が寝ている時にメールをしてきて、何か大へんな事かと思いメールを見ると、“おやすみ”の一言だけだったので、“寝てたのに~!!”と、少し怒りかけだった。

 

入選

谷吉 ゆかりさん(妻37歳) 兵庫県

いつもありがとう
やりたいように過ごしてこれて後悔ないです。
万が一の時は再婚していいよ。

谷吉 英樹さん(夫36歳)

そんなこと言ってはいけません。
これからも3人で楽しく過ごすことだけを考えて。

[エピソード]

手術前に主人に送りました。
私としては良性か悪性か手術してみないとわからないと言われていたので、伝えておかないとと思いました。

 

入選

豊田 恵美さん(妻35歳) 京都市

全身麻酔後の高熱が下がり、状態も少し落ち着きました。私達の決断を、いつか娘は喜んでくれると信じています。7泊8日の入院生活には、3年間の苦悩が凝縮されていました。
医療に感謝、そして何よりも私達をいつも支えてくれている貴方に感謝しています。

豊田 貴志さん(夫39歳)

医療がなければ運命を受け入れ悩み苦しみながら生きていくしかなかったのかもしれません。
医療は子供達の未来を明るく照らしています。
医療に感謝。そして、私を父にしてくれた娘に感謝しています。

[エピソード]

生まれつき背中にあざのあった娘。全身麻酔のリスクを恐れ、切除手術に踏み切る事ができませんでしたが「医療を信じよう」と言う夫の言葉で手術を決断しました。3歳5ヶ月の小さな体で本当に頑張りました。

 

入選

長坂 裕子さん(妻82歳) 千葉県

結婚後50余年、特別愛された記憶は無いけれど、年毎に増える笑い皺に、幸せの証を感じています。

長坂 隆雄さん(夫84歳)

「お前と結婚して良かった」とつくづく思う。今の希望は「私より一日でも長生きして欲しい」との願望だ。

[エピソード]

傘寿を過ぎ、恥ずかしながら、久しぶりの手紙をだしました処、返信を見て、私と全く同じ希望に驚きました。半世紀以上も一緒に生活していますと口にださなくても同じ様な事を考えているのを知り可笑しくなり笑ってしまいました。ああ、又皺が増えそうです。

 

入選

蜂谷 恵利子さん(孫24歳) 京都市

元気にしていますか。
なかなか帰れずにごめんなさい。
一年目に学校を辞めて今は介護の仕事をしています。直接言えなくってごめんなさい。
お誕生日おめでとう。これからも元気でいてください。

蜂谷 萬壽惠(祖母88歳)

元気ならそれで良い。
お母さんと体に気をつけて元気に暮らしなさい。

[エピソード]

両親の離婚に伴い、母と京都に引っ越しました。
専門学校に入りましたが続かず一年でやめてしまいました。
私の将来を楽しみにしてくれた父方の祖母に直接話す勇気がありませんでした。
誕生日プレゼントと一緒に送った手紙の返事は字を書くのが苦手な祖母らしい短文でした。

 

入選

花井 禎さん(父46歳) 三重県

今、夜中三時です。出張が延長になりました。また帰れなくてごめん。今年は我が家にサンタが来れなさそうです。お正月はそちらでみんなでお雑煮食べたいです。持って行った携帯の家族の写真をいつも見てます。みんな元気でいてください。

花井 美音さん(子11歳)

えー、また帰られへんの。もうお餅つき、今年は母ちゃんとするから。あんまりおそいとお餅のびてまうで。母ちゃんなんも言わんけど、父ちゃんの分もめっちゃがんばってるで。帰ってきたら母ちゃんにゆっくりお正月プレゼントしてあげてや。

[エピソード]

12月に入って急遽海外出張となった夫。一週間ぐらいで帰国と言って出張に行きましたが延長に延長。クリスマス前になっても帰れそうになく母ちゃんは父ちゃんの分も奮闘して頑張って家族を支えてました。そんなかあちゃんを見ていた娘は父ちゃんにメールをしました。娘はわかっているんですね。

 

入選

馬場 一樹さん(子11歳) 宇治田原町

ママへ
ママ、いつも自主練してくれてありがとう!
3年生の時は、女の人なのに、たった一人、お父さん達の中にまざってコーチに来てくれて…ごめんね(涙)
僕は、ママと一緒に野球をしてる時が1番楽しかったです。卒団まであと少し!頑張るね!!

馬場 香奈子さん(母35歳)

一樹へ
あやまらんでいいよ!!ママも一樹と一緒に野球に行ってた3年生の時が1番楽しかった!!でも、いつまでもお母さんが、ついてきてたら、はずかしいもんな(笑)入団したての頃は、少しつまづいたけど…6年生の今では、だいぶ強くなったな。
卒団まであと少し!頑張れ一樹!!
あと、それと…自主練は自らやる様に!!さぼってるのママ知ってるで!!

[エピソード]

少年野球をしている6年生の息子が母の日に手紙を書いてくれました。入団したての頃は、体が弱く、人前で叱られる事を嫌がり、少しつまづきました。
そんな息子に強くなって欲しい一心で、忙しい父親の代わりに、思いきってお父さん達にまざりコーチをさせてもらいました。その時の事を、息子は申し訳なかったと思っていた様です。

 

入選

松岡 心彩さん(子10歳) 舞鶴市

とーちゃんへ♡
仕事とか、私のためにやってくれて、ありがとう!!!!!!!!
けど、いっつもすぐおこりすぎちゃう?
もう10才やから、ちょっとぐらい自分で、出来るでー!(子・10才)

松岡 智也さん(父35歳)

ここなへ
最近、よくおこるかな? でも、おまえがいっぱいお手伝いしとる事や じょうだん言ってふざけとるけど、いろいろがまんしとる事もわかっとるで
おねえちゃんになったな 

[エピソード]

娘が小さい時はあまりしからなかったけど大きくなってからしかる事が多くなりました。
小さい時よりも、かしこくなって、いっぱいがまんもしとるけど、小さい時よりも口うるさくなって子供扱いしてしまっています。 でもあらためて思うと娘の成長を実感します。

 

松田 櫻子さん(子13歳) 京都市

今から帰ります…

松田 惠美子さん(母50歳)

わかった。走って帰っておいで…

[エピソード]

小学校の頃は、帰るコールしていたから、声の調子から学校で何があったかバレバレだった。「もしもし」を言うまでの何秒かの間だけでも分かったらしい。今は、メールで連絡しているのに、お母さんには何でもお見通し。この日は、本当に走って帰りたかった。嫌なことがあったんだ。電車の中で涙がこぼれた。本当は家に着くまで我慢するはずだったのに。返信メールで泣けちゃった。早く帰って、お母さんに聞いてもらおう。うそ…お母さんの顔見たら、忘れちゃうんだ…どんな嫌なことだって。

 

入選

吉田 京子さん(祖母63歳) 向日市

航大へ
今日は思い切って告白します。
ばあは若く見られたくてずっと年をごまかしていました。「54才」ではなく本当は「63才」です。
ウソをついていてごめんね。
ばあより

大東 航大さん(孫10歳)

ばあへ
え~そうなんや。この前いっしょにレストランにいったときに55才以上のわりびきをつかっていたからふしぎに思っていたよ。ばあがなん才でもわかくみえるよ。
航大より

[エピソード]

孫がまだ幼い時についウソをついてしまいました。
大人同士、年をごまかす事はありますが、孫の純粋な目を見ているとウソを重ねるのが辛くなりました。やっと告白できて良かったです。

 

 

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