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更新日:2016年4月8日

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第13回家族むすびあい賞(各新聞社賞6点)

家族むすびあい賞 京都新聞賞

油利 峻也さん(子13歳) 福知山市

僕を産んでくれてありがとう。障害があるけどたくさん友達を作れました。それはお母さんのおかげです。会える日は少ないけど家に帰っておいしい食事を食べたり兄弟と遊べたりして嬉しいし楽しいです。これからもよろしくお願いします。

油利 晴美さん(母45歳)

メッセージカードありがとう。すごく感動しました。うれしかったです。お母さんも峻也が生まれてくれて嬉しいし峻也のお母さんになれて幸せです。とにかく元気でいてください。これからもよろしくね。ありがとう。

[エピソード]

生まれつき難聴があります。地元には聾学校がないため中学校は100㎞離れた聾学校に寄宿舎から通っています。週末に帰ってきますが、思春期に入りほとんどしゃべってくれません。そんな時に母の日に恥ずかしそうに渡してくれたメッセージカードです。

 

家族むすびあい賞 朝日新聞社賞

井上 秀子さん(姉47歳) 東京都

いい歳して失業して、ごめんなさい。仕事を失った今年の夏は雨ばかりでした。早く晴れになりたいです。

井上 恵子さん(妹47歳)

大丈夫、安心して。私たち、生まれる前からの仲じゃない。いくらでも養ってあげるから、ゆっくり頑張って。

[エピソード]

同居を始めた双子の妹へ宛てた手紙です。いつも人の心配ばかりしている私に「たまには自分をいたわりなさい!」と叱ってくれる妹です。一馬力の収入状態に、私以上に不安を抱えていると思います。それでも「仕事探しは焦らないでいい」と笑って励ましてくれます。そんな妹の想い。ひとりで家にいるとき、想い出しては泣いています。

 

家族むすびあい賞 毎日新聞社賞

辻村 康子さん(曾祖母98歳) 茨城県

お風呂だけは脱げば最後までせなあかんからしますけど、何もかんも億劫になってしもうて。のはらさんは?

後藤 のはらさん(曾孫19歳)

服着るのまで面倒になったら大変だけど、それで充分です。
私は億劫になる暇もないほど初めての一人暮らしに追われています。
安心して下さい。

[エピソード]

血が繋がっていない私を家族同様に気遣ってくださる祇園のおかあさん。
ウイットとユーモアに富んだ手紙が届きます。
100年近く生きてるんだから億劫なことができても当然です。
ずっとず~と見守っていてください!

 

家族むすびあい賞 読売新聞社賞

川崎 憲治さん(夫48歳) 大阪府

プロポーズのとき、花束に値札がついたままだったね?

川崎 幸子さん(妻48歳)

そうね、でも今のあなたは値札以上の夫だもん

[エピソード]

花屋さんの前を通るたびに、プロポーズのエピソードに思い出し笑いします。

 

家族むすびあい賞 産経新聞社賞

石井 恵さん(母40歳代) 向日市

まあくん、なんでいつもたべているおかしを
まっしーになめさせてあげるん?

(まっしーは姉の愛称です)

石井 誠門さん(子7歳)

わらうかなとおもって なめさせてあげるねん。
にっかあってわらうやろ!

[エピソード]

4人きょうだいの次女は重度障がいがあります。きょうだいでおやつを食べていても次女は自分で食べることができません。同じ物もそのままでは食べることができません。でも舐めることはできます。弟は、みんなと一緒に食べると喜ぶと思って舐めさせてくれる優しい弟です。

 

家族むすびあい賞 日本経済新聞社京都支社賞

中瀬 葉波さん(子10歳) 福知山市

お母さんへ
お仕事おつかれ様です。いつもヘトヘトで帰ってきて、たいへんそうやけど、
実は、さみしいんです…。

中瀬 美華さん(母50歳)

実はお母さんもさびしいです。朝出掛けるとき、まだ、すやすや眠っている葉波を見て、「今日も一日元気で」と心の中で言っています。
さびしいからこそ、どうか元気で良い一日をと願っています。

[エピソード]

いつも少しおそくに帰ってきて、さみしい私が母にいつも思っている事を手紙に書きました。

 

 

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お問い合わせ

健康福祉部こども・子育て総合支援室(子育て環境推進係)

京都市上京区下立売通新町西入薮ノ内町

ファックス:075-414-4792

kodomo@pref.kyoto.lg.jp