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項目の解説.....
選定理由 |
生育地が限られ、個体数も極めて少い。 |
形態 |
林内にはえる常緑の蔓性の木本で茎は緑色で無毛。葉は卵状楕円形で先は鋭くとがり、長さ5〜10cmで両面とも無毛、革質で対生。6〜7月葉腋に白色の花を下垂し、花冠は基部近くまで五裂し、内面に細毛がある。
◎参照 原色日本植物図鑑木本I:No.86,日本の野生植物木本II:185頁,京都草木誌 |
分布 |
本州(千葉県以西)、四国、九州、琉球。
◎府内の分布区域
北部地域。 |
生存に関する脅威 |
森林伐採。 |
必要な保全対策 |
周囲の自然林の保護。 |
特記事項 |
社寺林など自然度の高いよく茂った常緑樹林に、老木にからみついて高くまでのぼっている。竹内敬(1962):京都府草木誌66頁にホウライカズラとあるのは果実が虫えいでふくらんでいるテイカカズラの誤認である。(竹内,1962),(村田・津軽,1995b) |
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