選定理由 |
生育地が限られ、個体数も少なくなっている。 |
形態 |
茎は高さ30cm位になる。葉は3〜4回羽状分裂し、無毛。花は新葉とともに出る。地下茎から多くの髭根が出る。地域的な変異が多くそれぞれ区別する意見もある。
◎参照 原色日本植物図鑑草本II:No.461,日本の野生植物II:75頁,京都植物24(1):11頁[写真] |
分布 |
北海道、本州、四国、九州、朝鮮半島、サハリン(樺太)、アジア北東部、東シベリア。
◎府内の分布区域
北部地域、南部地域。 |
生存に関する脅威 |
園芸用の採取。 |
必要な保全対策 |
野生を大切にし、園芸用に採取しないというモラルを育てる。 |
特記事項 |
福寿草、元日草などと呼ばれ古くより栽培された。比叡山にもかつて野生していた(村田,1999b)が今は見られない。 |