選定理由 |
大江山で採集の記録があるだけで、それ以来だれも見つけた人がいない。1954年6月25日、竹内敬によって採集された標本が京都府立植物園に残されている(村田,1998)。 |
形態 |
高さ3〜6mの落葉木で、葉は三中裂する。花は5〜7月、枝の先に白色の花序をつけ、ふちは無性花で、中央は小さな両性花をつける。
◎参照 原色日本植物図鑑木本I:No.43,日本の野生植物II:227頁,植物の世界:220頁 |
分布 |
本州(広島県からあるが中部以北に普通)、北海道、サハリン(樺太)、千島、朝鮮半島、中国大陸(東北部)、アムール、ウスリー。 |
特記事項 |
学名は、Viburnum opulus var. calvescensが使用されることがあるが、命名規約にもとづく
と、var. sargentiiが正しい。
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