選定理由 |
産地・個体数ともに少ない。一部では道路改修により絶滅。 |
分布 |
本州(東北から近畿)、四国、九州。
◎府内の分布区域
南部地域。 |
生存に対する脅威 |
道路改修、森林伐採。 |
必要な保全対策 |
林道の縁などに見られるので、改修にあたって注意が必要。根茎で繁殖し、増殖自体は比較的容易と見られるが、湿度の低下には弱い。 |
形態 |
夏緑性の多年草。根茎、葉の大きさ、著しい二形性を示す点はホソバシケシダに良く似ているが、最下羽片は直上の羽片の1.5倍ほどの長さがあり、包膜は有毛である。
◎参照 新日本植物誌 シダ;490頁(1992),日本の野生植物 シダ;pl.165-4,247頁(1999),改訂・近畿地方の保護上重要な植物;(No.5110、準)(2001) |
その他 |
日本固有種 |