形態 |
常緑の多年草。岩上や樹幹に着生する。根茎は短く這い、葉を密に出す。葉は長さ25〜40cm、幅3〜4mm、厚い紐状で、表面に二条の溝がある。ソーラスは中間生。
◎近似種との区別
クラガリシダが外観でもっともよく似るが、表面の溝は一条。シシランは葉が薄く、溝はやはり一条、ソーラスは辺縁生。
◎参照 原色日本羊歯植物図鑑;pl.72-393,169頁(1959),京都府草木誌;13頁(1962),しだの図鑑;33頁(1986),日本の野生植物 シダ;pl.67-4〜5,130頁(1999),改訂・近畿地方の保護上重要な植物;(No.5047、C)(2001) |