京都府レッドデータブックとは
おじいさんやおばあさんが子どものころの京都のけしきを見よう!
おじいさんやおばあさんが子どものころの京都は、まだ自然がまわりにたくさんありました。しかし、開発などで自然がつぎつぎと失われ、人と自然とのかかわりも大きく変わってしまった結果、多くの生き物がすみかを追われ、絶滅さえも心配されるようになりました。いま絶滅が心配される生き物も、むかしはどこででも見ることができたものもめずらしくありません。
そのため京都府レッドデータブックでは、いまから40年以上も前の人々のくらしや自然とのかかわり方、京都のけしきなどについて昔の写真から調べてみました。
テレビゲームやパソコンがまだなかったころ、子どもたちはいったい何をして遊んでいたのでしょうか?ぜひ、このページを見ながら、おじいさんやおばあさんに昔の遊びや家のお手伝いなどの話をきいてみましょう。
賀茂川でおよぐ子どもたち。昭和17(1942) 年盛夏。京都市の出町橋付近
山から採ってきた「柴(しば)」は、むかしは料理などで火をたくのにつかいました。昭和33(1958)年。京都市の岩倉
「竹馬(たけうま)」であそぶ子ども。手にはゲタをもっています。昭和14(1939)年1月。京都市の岩倉
「おくどさん」は今でいうキッチンです。柴(しば)などを燃やして料理をします。昭和36(1961)年頃。京都市の竹田
今は機械を使う「田植え」もむかしは人が1本ずつ植えていました。昭和9(1934)年。府立植物園の近く。京都市の下鴨