第1回鴨川景観対策懇話会開催結果
日時
平成25年11月5日(火曜日)午後3時30分から5時10分まで
場所
キャンパスプラザ京都第4講義室
説明内容
【京都府】エアコン室外機等現状及び景観対策の考え方(色彩や素材の考え方)
【京都市】市街地景観整備条例の具体的規制基準(適用範囲・修景方法等)
配布資料
主な意見
- 市の景観条例基準として、公共の用に供する空き地に面してエアコンの室外機等を設置する場合は、格子等の設置や色彩を建築物に合わせる必要がある。具体には格子による対応が多く、まれに茶色に塗られている事例がある。
- 室外機の前面の幅や室外機が設置されている高さにバラツキがあることから、格子による対応が不可能な場合もあり、室外機への塗装による対応を行わざるを得ないものもある。
そのため、室外機が設置されている箇所の条件によって、対応策を選択できるようなことも考えてはどうか。
- 所有者は、室外機を設置している場所は床下や家の「裏」という意識があり、室外機の景観対策を行ったとしても意識が変わらなければ全体としてきれいにならないだろう。意識を変えてもらうようにすることが必要である。
- 草のような植栽で室外機を隠す方法であれば台風時の洪水の影響も少く、現に御池大橋の北西で実施されているので、そのような方法がよいのではないか。
- 室外機のカバーについては、明色調は背面が見え、マンション等の場合は白色の室外機はよく目立つので濃い茶色がよい。濃い色タイプの室外機を京都仕様として普及促進していければよい。
- 格子については、角度を変えて設置することも検討してはどうか。
- 住宅から水辺に降りていけるようにすることで、床下という「裏」という意識から、「表」という意識に変えてもらえるようにするのがよい。そのようにすれば、観光的にも魅力的になる。