京都ジョブパーク 総合就業支援拠点

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新京都府雇用創出・就業支援計画推進会議開催概要(12月25日)

1日時

平成18年12月25日(月曜)10時から11時40分まで

2場所

平安会館嵯峨の間

3出席者(敬称略)

参与

久本憲夫(京都大学大学院経済学研究科教授)

出席メンバー

伊藤務(京都府福祉人材・研修センター所長)
坂口俊一(京都商工会議所中小企業経営相談センター所長)
佐藤博治(京都府労働保険事務組合連合会副会長)
杉本一久(社団法人京都府保育協会理事)
中村信子(エンプロイアビリティ開発研究所主席研究員)
野村浩(京都私立病院協会事務局長代理)
原田紀久子(NPO法人アントレプレナーシップ開発センター事務局長)
細田一三(日本労働組合総連合会京都府連合会事務局長)
向井仲和美(京都経営者協会専務理事)
宗田好史(京都府立大学人間環境学部助教授)

4議事

(1)「京都ジョブパーク」検討について

  • アクションプラン概要について報告(12月26日発表)
  • 提案募集応募状況速報(450通超、現在集計中と報告。最終462通)
  • ジョブパークで予定する主な取組案について(別添資料1により報告)
  • ジョブパークの運営協議組織について(別添資料2により報告。添付の資料内容は、1月末時点のものに更新しています。)

(2)今年度新規事業の実施状況等について

女性再就職支援コーナー(資料3)、シニア能力活用相談室(資料4)、北部センターの移転(資料5)など。

(3)その他

中谷維伸委員について、宇治市副市長退任にあわせ、本会議の委員辞任の申し出があり、了承された旨報告

主な意見(ジョブパークについて)

予算

  • ジョブカフェがジョブパークとして対象を拡大すれば、単純には予算は同額でも内容が薄まるが、新規事業案も多数あるようだ。予算的にはどうなるのか。
  • 現在は、経産省の3億円補助に、府単費、厚労省関連事業等をあわせて運営しているが、3年間のモデル事業が修了するため、その中核の経産省補助の大半がなくなる。3億円は概ねカウンセリング、研修、その他に各1億円程度を使っている。現在色々工夫してカウンセリングの質・量を確保しつつ、研修、その他部分を圧縮する一方、府内部での予算捻出の努力もしながら、予算要求をしているところ。
  • 予算は一番懸念されるところ。ジョブカフェは手厚いサポートをしているが、女性、中高年はそれほどお金をかけるものではなく、窓口が広がった分経費が増えるものではない。企業応援団では企業からの経費支出や、出向派遣などは難しいが、セミナー講師派遣などは可能、インターンシップにも協力はできよう。

総合相談窓口・施設のイメージ

  • 府民が就労を考えたとき、まず相談に行くところとして認識される必要がある。あまりひきこもりやニートを強調すると、広く府民全体が対象というコンセプトが弱まる。窓口はできるだけ広くし、いろいろなサービスを知るきっかけになるようなところとする戦略が必要。特定の層に絞るのはよくない。ジョブカフェは気楽に行けるところというイメージを大切にして欲しい。
  • 同意見。基本イメージは「楽しむ施設(レクリエーションセンター)」とし、「就職させる」を強調するべきでない。ただし、カウンセリングの際には労働契約のことなどをしっかり押さえておくべき(ここをあいまいに就職すると、早期離職、労使紛争等のトラブルになりやすい)。
  • ニート、ひきこもり等と書いてあると、逆にそこまで悪化しないと来なくなる。深刻になる前に来た方がよいので、気楽に楽しくこられるよう、「ジョブパークに来てみてよ」というようにしてもらいたい。
  • 賛成。役割として、社会的セーフティーネットの側面は必要だが、一般府民への広報では、気楽さ、楽しさのアピールが必要。

ハローワークとの連携の仕方

  • ハローワークとの連携はどうするのか?
  • テルサの中でワンストップで職業紹介できるよう、現在連携の形を協議中
  • ハローワークが入ってこなかったらこのスキームで成功するのかと考えたら、それなりの連携策が確保されると思っておけばよいだろう。

雇用契約の条件確認等の周知

  • 就職の際の条件がその後どのように守られるかについては我が国はあまり明確でないが、今後はそうはいかない。ニート・フリーター化の問題はそのことへの不安もある。ジョブパークで、そのような情報の的確な提供がなされればよい取組になると思う。安心・安全を実現していく中で好ましい選択の一つのあり方として、カウンセリングの中で周知されるとよい。

障害者

  • 障害者の支援はどうするのか。
  • 求人開拓の一部や、府の独自の就労支援の取組を考えているが、相談やマッチングは専門的なノウハウや体制が必要であり、まず、ハローワークの障害者職業相談室等専門機関との連携を図っていきたい。

北部センター(福知山)

  • 北部センターの実績は昨年利用者が1,500人うち就職は75人で1日平均10人程度が来所。北部施設はどうしてもコストパフォーマンスが言われるが、ここは北部の府施設としては大変よく利用されている。
  • 丹後、中丹では製造業などで深刻な人材不足になっており、海外人材でもそれなりの責任のあるいい仕事を出すので是非来て欲しいという話を、具体的に聞いている。そういう点でも、北部センターに期待する。

その他

  • ジョブサロン、商工会議所のOB人材協議会、福祉人材確保、留学生対象事業等について

以上

配布資料

資料1(PDF:45KB)
資料2(PDF:51KB)
資料3(PDF:53KB)
資料4(PDF:50KB)
資料5(PDF:36KB)

お問い合わせ

商工労働観光部雇用推進課

京都市南区東九条下殿田町70 京都テルサ 西館3階

ファックス:075-682-8924

koyosuishin@pref.kyoto.lg.jp