京都ジョブパーク 総合就業支援拠点

トップページ > 産業・雇用 > 就職支援・職場環境・外国人人材 > 京都ジョブパーク【仕事・就職・転職】 > 新京都府雇用創出・就業支援計画推進会議開催概要(10月18日)

更新日:2024年12月12日

ここから本文です。

新京都府雇用創出・就業支援計画推進会議開催概要(10月18日)

1日時

平成18年10月18日(水曜)10時から12時まで

2場所

平安会館嵯峨の間

3出席者(敬称略)

参与

久本憲夫(京都大学大学院経済学研究科教授)

出席メンバー

伊藤務(京都府福祉人材・研修センター所長)
坂口俊一(京都商工会議所中小企業経営相談センター所長)
佐藤博治(京都府労働保険事務組合連合会副会長)
杉本一久(社団法人京都府保育協会理事)
中村信子(エンプロイアビリティ開発研究所主席研究員)
浜田きよ子(高齢生活研究所代表)
原田紀久子(NPO法人アントレプレナーシップ開発センター事務局長)
樋口義昭(和知町森林組合業務第一課長)
細田一三(日本労働組合総連合会京都府連合会事務局長)
向井仲和美(京都経営者協会専務理事)
宗田好史(京都府立大学人間環境学部助教授)

4議事

(1)「京都ジョブパーク構想」について

  • 別添資料1により、これまでの各委員ヒアリング結果等を報告。これらをもとに資料2により、「京都ジョブパーク構想」の現時点案を報告
  • また、この会議の2日前にちょうど開催された、公労使によるトップ会談「第1回京都雇用創出活力会議」の結果概要(資料3)と、この活力会議で発出することを合意された京都ジョブパーク推進協力要請文(資料4)について紹介。

(2)旧計画の最終実績について

  • 資料5により、旧計画(平成14から17年度まで)の最終実績を報告

(3)新計画の平成18年度進捗状況について

  • 資料6により、アクションプラン(新京都府雇用創出・就業支援計画)の進捗状況を報告。資料7(女性再就職支援コーナー開設)、資料8(シニア能力活用事業)は今年度新規の関連事業。資料9はジョブカフェ京都の概要事務局より報告

なお、一部資料は最新版に差し替えています(資料2,4は11月8日時点、資料9は11月2日時点)

5主な意見

ジョブパークについて

留学生人材活用

  • 外国人の就労には、目的外就労など、多くの問題点があり、その点について検討が必要ではないか。
  • 高度人材の獲得は世界的競争になっている。今回対象となっている学士、修士レベルの大学在籍者は積極的に活用を図るべき。ビザも就労ビザに変えれば問題ない。留学生が多いのは京都の強みで、就職の実績も経済規模からすると多い。技能実習等の名目で最低賃金以下で働かせるといったよく聞く問題も、このレベルのクラスではない。
  • 税金を使って行うことなので、府民のためになる就職支援に重点をおいて検討して欲しい。
  • 留学生の就労支援についてはNPOなど様々なところでも着手されているので情報の収集が必要。

ハローワークとの関係

  • ハローワーク併設と単独で職業紹介を行う場合の効果の違いは何かを整理しておくことが必要。ハローワークのやっていることをジョブパークに注入するのか、あるいはその逆か。
  • ハローワークでの雇用のミスマッチ対応には限界がある。いろいろな人が拾えていない。ひきこもりの親、若年離婚の女性(京丹後市から、南山城村に至る府内全市町村に2桁単位で存在する)、失業者の妻まで支えていけないか。企業応援団を広げて、地域応援団、地域に出ていく出前型活動などを考えて欲しい。
  • ハローワークと逆のことをするべき。ハローワークのできないところを補完することで、国ではできないことを自治体で行うモデルにしたい。

その他全体的なこと

  • ジョブカフェ京都は全国でも屈指の成功事例であり、参考にすればよい。女性・中高年は全く違う機能だと思うが、利用できるノウハウもあると思われ、これらを積み上げ結果的に統合されることになろう。
  • 総合窓口のレイアウトが問題。
  • 若年者と高齢者の決定的な違いは、その後の生活との関わり(年金問題)
  • 企業への就職だけでなく、多様な働き方を模索するような、懐の深い相談窓口が必要。
  • ニート対策ではアピールポイントのきめ細やかなカウンセリングだけでなく、汗をかくことが必要。汗をかくことから自分自身を見直すような施策も検討が必要ではないか。
  • 絵の中に市町村、振興局の姿が見えてこない。市町村等との連携も今後の課題と考えることが必要。
  • 困っている府民に対し、「自分たちが救われる」というアピールをすべき。ニートもひきこもりも仕事に関することなら相談に乗りますよ、ここに来たらパートから始まって自立することができる施設ですよ、「ジョブパークへおいでよ!」というようなメッセージを強く出し、府民に届くようにしてもらいたい。
  • 景気がよくなり、福祉職場は人材確保が苦しくなっており、福祉等の職種別のガイダンスもおいて欲しい。

ジョブパーク以外の報告事項等に対する特段の議論はなかった。

今後の予定

  • 現在の京都ジョブパーク構想案を基本に、今後は、専門検討委員体制を立ち上げ、さらに近く府民からの提案募集や、NPOとの意見交流会などでの意見をもらいながら、検討を進める。
  • 次期議会へ報告する構想案は、事前に委員にお諮りするが、時間的に再度全体会議を持つのは厳しいので、文書等によるやりとりなる見込み。要点はコアメンバーによる作業部会で確認していっていただく。
  • 次回全体会議は、来年になる見込み。近づけばまた日程調整する。

以上

資料1委員ヒアリング結果等(PDF:13KB)

資料2京都ジョブパーク構想(PDF:32KB)

資料3第1回京都雇用創出活力会議結果概要(PDF:9KB)

資料4京都ジョブパーク推進要請文(PDF:17KB)

資料5旧計画最終実績(PDF:23KB)

資料6アクションプランの概要(PDF:55KB)

資料7女性再就職支援コーナー(PDF:40KB)

資料8シニア能力活用事業(PDF:36KB)

資料9ジョブカフェ京都の概要(PDF:11KB)

お問い合わせ

商工労働観光部雇用推進課

京都市南区東九条下殿田町70 京都テルサ 西館3階

ファックス:075-682-8924

koyosuishin@pref.kyoto.lg.jp