令和元年度 京都市域地域医療構想調整会議(令和元年11月11日開催)の審議概要
開催日時
令和元年11月11日(月曜日)15時00分から16時30分まで
開催場所
出席委員
議事の概要
報告事項
(1)医師確保計画(外来医療計画)について
- PET等の医療機器について、エリア毎の必要量を示していただきたい。
- 在宅医療は恒常的な不足が加速すると考えられ、新規開業者への情報提供は重要であり、研修に誘導することには賛成。
- 地図情報等の可視化情報については、開業を思い立った時に知ってもらうことが大切であり情報発信の工夫が必要。
- 病院と地域のかかりつけ医の連携が重要。
(2)京都市域における病床機能報告の京都方式による分析結果について
- 病床機能報告について実態が見えない状況であるため、機能分化を進めていく上で、病床機能を把握していくことが非常に重要。
- 介護医療院に転換された病床について、現状の病床機能報告には反映されないので、その取扱いについてどのように考えているのか。
- これからの医療提供体制に何が必要かとの視点で考えることで、社会ニーズが可視化されるかと考える。とりわけ、かかりつけ医機能が、地域で不足してくると考えており、地域で診療しながら必要に応じて専門医を紹介していく機能を持つことが重要と考えている。
- 回復期の中でも軽度急性期と回復期リハビリテーションの比率についても可視化する必要があると考える。
- 病床機能報告における介護医療院の取扱いについては、国の動向も踏まえながら意見交換を進めさせていただきたい。
(3)在宅医療の推進について
- ブロック会議では、可能であればブロック単位のデータを提供していただきたい。
- 在宅を支える病院や診療所、看取りのできる施設の場所がどこにあるのか、地域の実情に合わせて議論を進めていただければと思う。
- 各地区に口腔サポートセンターをもち、出来るだけそこで対応するよう進めている。また、医師との連携については、歯科医師会として連携シートの作成を予定している。
- 薬剤管理等のデータも反映させていただきたい。また、入退院連携に関しても検討いただきたい。
- 外来看護の部分で、看護師の力量を上げることが求められており、研修強化を図っている。また、在宅では看々連携の取り組みを進めている。訪問看護STも少しずつ増えてきてはいるが、5人以下の小規模事業所が多く24時間対応が不足している部分がある。
- 京あんしんネットについて、今後必要に応じてデータの共有もできればと考えている。
(4)療養病床等の転換意向について
(5)京都地域包括ケア推進機構からのお願いについて
配付資料