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北方領土返還要求第43回府民大会を開催しました
令和7年2月8日(土曜日)、京都市内に約150名が集い「北方領土返還要求第43回京都府民大会」を開催しました。大会では、神戸学院大学経済学部教授 岡部芳彦氏を講師にお招きし、「ロシア・ウクライナ戦争の今後と北方領土問題」と題した特別講演を行いました。また、府民会議の活動報告・計画や北方領土返還要求への大会アピール文の宣言、採択が行われました。
続いて、「北方領土と私たち」作文コンクールの表彰式と京都府知事賞及び京都市長賞受賞作品の朗読が行われ、大会を終了しました。
北方領土とは

北方領土とは、北海道の根室半島の北東にある歯舞(はぼまい)群島、色丹(しこたん)島、国後(くなしり)島、択捉(えとろふ)島の四つの島々のことです。
歯舞群島
根室半島の沖合にあり、水晶(すいしょう)島、秋勇留(あきゆり)島、勇留(ゆり)島、志発(しぼつ)島、多楽(たらく)島などの島々から成り立っています。
色丹島
島全体が比較的なだらかな丘陵となっており、高山植物の宝庫です。
国後島
材木岩のような景勝地や十数箇所の温泉に恵まれた火山島です。
択捉島
日本でもっとも大きな島で、単冠山(ひとかっぷさん)などの標高の高い山々がそびえています。
北方領土問題
ソ連・ロシアによる不法占拠が続いている我が国固有の領土である北方四島(歯舞群島、色丹島、国後島及び択捉島)について、我が国は返還を求めています。
政府の基本的立場
我が国としては、我が国固有の領土である北方四島の帰属の問題を解決してロシア連邦との間で平和条約を締結するという一貫した基本方針の下、強い意思をもって交渉を進めています。
国民世論の結集と高揚等
政府は、外交交渉を支える国民世論の結集と高揚を図るため、北方対策を担当する大臣を任命し、北方領土問題に関する広報・啓発の充実に努めさせるなど、返還要求運動を実施しています。また、北方四島の住民との交流事業、元島民等への援護措置も実施しています。
返還運動
戦後まもなく根室から始まった返還運動は、現在では、民間団体を中心に幅広い国民運動として、全国各地で大きく展開されています。
詳しくは北方対策本部(内閣府)「返還運動とは」のページをご覧ください。(外部リンク)
都道府県民会議
北方領土問題の啓蒙活動などを目的として、日本全国の都道府県において都道府県民会議が組織されています。都道府県民会議では、返還を求める署名活動や、北方領土の日にちなんだ大会やパネル展など、地域の特色を生かした活動を行っています。
北方領土返還要求シンボルマーク
1977年(昭和52年)、北方領土問題対策協会は全国から図案の募集し、北方四島を具象化した作品を「北方領土返還要求シンボルマーク」として制定しました。
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