大学生と議員の座談会 意見交換を行いました
若い方々に、議会を身近に感じてもらえるよう、年に1度開催している「大学生と議員の座談会」。今回は、京都府立大学公共政策学部の学生6人を招き、議会の広報広聴を担当する議員6人との意見交換を行いました。
「若者に府政や地域振興、政治に関心をもってもらえるような情報発信とは」、「高校生や大学生の政治参加を促すには」をテーマに話し合い、最後はフリートークで率直な意見を頂きました。
座談会後には、議場見学会も実施しました
情報発信について
大学生の意見
- 今のSNSでは、自分の興味に偏った情報しか入ってこない。半強制的に情報を流れるようにするとか、政治の情報しかないSNSを新たに作っても良いのでは
- 議員の皆さんは普段どんな仕事をされているのだろうかとまず疑問に思った。議員の1日のスケジュールなどを発信すれば、若者も政治に親近感が湧くのでは
- 政治に興味のない人に情報を届けるためには、一目見ただけで印象に残ることが重要。ポスターのデザインを工夫すれば有効な発信になるのでは
議員の意見
- 議員が情報発信しているということ自体が、まだまだ若者に届いていないと痛感している。発信の方法についても意見を頂ければ
- 災害などの非常時だけでなく、平時から政治に関心を持ってもらえるよう、広報紙などを通じた発信力強化に取り組みたい
- 議員の仕事は"何でも相談屋"。生活の中で出てくる要望や困り事など、皆さんの声を聞かせてほしい
政治参加について
大学生の意見
- 多様な交流ができる場には、お祭りもある。地域の祭りや学校の文化祭で議会や議員の発信があれば、いろんな意見や興味を持つきっかけになるのでは
- 地域や郷土への愛着が政治への関心を高めるきっかけにもなると思う。地域愛を積極的に発信することで、政治参加を促してほしい
- 議員が大学で講義されたことがあり、興味を持つきっかけになった。出前講座のような機会がもっとあればいい
議員の意見
- 「青空賞」など、府では子ども議員の提案を実現した例もある。意見を頂く機会や議員と関わる機会を増やして、政治について一緒に考えていきたい
- 世界的に見ても日本の主権者教育は遅れているといわれている。若者だけでなく、日本全体の政治参加意識を高めていく必要がある
意見まとめ
議員の意見
政治とは"善を拡大させていくこと"。議員の存在をもっと身近に感じていただき、官民が一丸となって社会をより良い方向へ動かしていきたい
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