洛西浄化センター汚泥処理方式検討委員会開催結果
第1回
日時
平成23年11月21日(月曜日)午前10時から12時まで
場所
洛西浄化センター4階「小会議室」
出席者
- 委員
田中委員長、澤井委員、山本委員
- 事務局
水環境対策課長、水環境対策課参事、流域下水道事務所長他
審議結果
- 汚泥処理施設の導入規模
2基を段階的に整備することとし、1基目は50t/日に設定
- 汚泥処理施設の処理方式、事業方式
有効利用が可能な処理方式、設計・建設から維持管理運営を含めた事業方式を導入
主な意見
- 処理方式によっては汚泥処理過程において生じる水が水処理に返流されるケースがあり、水質への影響を考慮する必要がある。
- 事業方式の選定にあたって、計画時のバリュー・フォー・マネーがどれくらいの数値になるか試算しておく必要がある。
- 汚泥の有効利用を図るための事業方式については、オペレーションまでを含めた一括した事業方式とすべきである。
資料
第1回検討委員会資料1(PDF:191KB)
第1回検討委員会資料2(PDF:3,022KB)
第1回検討委員会資料3(PDF:1,799KB)
第2回
日時
平成23年12月27日(火曜日)午後2時から3時まで
場所
御所西京都平安ホテル「嵯峨の間」
京都市上京区烏丸通上長者町上ル
出席者
- 委員
田中委員長、澤井委員、島田分室長代理(山本委員代理)
- 事務局
水環境対策課長、水環境対策課参事、流域下水道事務所長他
審議結果
- 汚泥処理の提案の公募内容
処理方式の実績、汚泥の有効利用及び事業期間等の提案条件を設定
- 応募提案の評価方法
安定性の向上、環境の維持、社会貢献、コストの縮減を評価項目に設定
主な意見
- 脱水汚泥の性状については、りん、重金属濃度の測定結果を示した方がよい。
- 評価における、必要条件はpass-fail方式とした方がよい。
- 評価方法の詳細については、各委員の意見を踏まえ、公募開始までに内規を定めること。
資料
第2回検討委員会資料1(PDF:118KB)
第2回検討委員会資料2(PDF:1,815KB)
第3回
日時
平成24年3月12日(月曜日)午後3時から5時まで
場所
御所西京都平安ホテル「嵯峨の間」
京都市上京区烏丸通上長者町上ル
出席者
- 委員
田中委員長、澤井委員、山本委員
- 事務局
水環境対策課長、水環境対策課参事、流域下水道事務所長他
審議結果
- 民間提案の公募結果
7者から9件の提案があり、処理方式は緑農地利用、エネルギー利用及び建設資材利用の幅広い分野にわたり、事業方式はいずれもDBO方式であった。
- 提案内容の評価
安定性、経済性及び環境性等の観点から評価したところ、エネルギー利用の提案(すべてが固形燃料化)が事業の安定性及び温室効果ガス排出量等の点で他より高く評価され、総合的な評価点が高い傾向が確認された。
- 処理方式及び事業方式の選定
処理方式は固形燃料化が最適であり、事業方式はDBO方式が最適であると考えられる。
主な意見
- 固形燃料化は、社会全体の温室効果ガス排出量を削減するが、施設の運転において現行の処理方式である焼却よりもエネルギーを消費することから、省エネルギー型施設の導入及び消化ガスの有効利用を図るべきである。
- 本委員会の検討対象外であるが、当該施設の更新以降に更新を行う汚泥処理施設については、下水汚泥以外のバイオマスとの共同処理及び広域的な処理について検討した上で処理方式等を決定することが望ましい。
資料
第3回検討委員会資料1(PDF:50KB)
第3回検討委員会資料2(PDF:1,490KB)
なお、検討委員会資料の内、提案書の評価に係る資料は京都府情報公開条例第6条に該当することから非公開とします。