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音楽隊の歴史

昭和24年~昭和33年(1949~1958)

 

戦後の暗い世相が続く昭和24年2月、「京都市警察音楽隊」として創立しました。自転車警らの合間を縫い、「府民の心に安らぎを」を合い言葉に猛特訓を重ね、同年3月の「自治体警察発足1周年記念式典」が府民の皆さんへの初披露となりました。
昭和30年7月、警察制度の改革により「京都府警察音楽隊」と名称変更し、同時に年々増加する演奏要請に応えるため、音楽隊業務に専念することとなりました。
昭和31年5月、第1回全国警察音楽隊演奏発表会(東京)に参加し、以降第42回まで連続して参加しました。

昭和34年~昭和43年(1959~1968)

 

昭和35年5月、第5回全国警察音楽隊近畿大会が京都会館で開催されました。
昭和37年4月、現在の広報応接課配属となり、警察広報の中心として活動に専念することとなりました。
昭和40年8月、音楽隊専用大型バスが初めて配車され、軽快なフットワークで府内一円の演奏が可能となりました。

昭和44年~昭和53年(1969~1978)

 

昭和44年、京大封鎖など学園紛争が激化し、音楽隊員も楽器を大盾に持ち替えて、連日の警備出動に従事しました。
昭和46年4月、念願の本格的な練習場を備えた音楽隊新庁舎が完成し、隊員一同、演奏技術の一層の向上に精進しました。

昭和54年~昭和63年(1979~1988)

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昭和54年10月、警察音楽隊による広報活動を一層充実させ広報効果を高めるため、音楽隊創立30周年を記念し、当時の明徳商業高等学校バトン部員・OGの皆さんの協力を得て、カラーガード隊を創立しました。
昭和56年4月からは、婦人交通指導員でカラーガード隊を編成し、音楽隊と一体となった華やかな広報活動を展開しました。

平成元年~平成10年(1989~1998)

 

平成2年7月、京都会館において第1回定期演奏会を開催し、それ以降毎年、活動や練習の成果を府民の皆さんに披露して、好評をいただいております。
平成7年8月、カラーガード隊は、京都府職員である婦人交通指導員から京都府警察職員である交通巡視員に身分が切り替わりました。
平成8年3月、府北部での定期的な演奏会の開催要望が強かったことから、京都府丹後文化会館において「北部ふれあいコンサート」を開催し、それ以降毎年、府北部のコンサートホールで定期的にコンサートを開催しています。
平成9年5月、毎月開催している「平安ふれあいコンサート」を円山公園で初めて開催しました。
当時は、京都府内のみならず他府県での演奏活動も多く、阪神淡路大震災慰問演奏会や御堂筋パレード等の演奏にも行きました。

平成11年~平成20年(1999~2008)

 

平成11年2月、カラーガード隊創立20周年を記念し、迫力ある統一美と大きな旗が特徴の「ロングポール」演技に加え、親しみやすさと爽やかさを演出するため「ショートフラッグ」とポップなステップを取り入れ、演技の幅を広げました。
平成15年9月、加茂町文化センターにおいて「南部ふれあいコンサート」を開催し、それ以降毎年、府南部のコンサートホールで定期的にコンサートを開催しています。
平成19年12月、カラーガード隊は交通巡視員から女性警察官に身分が順次切り替わり、隊員自ら構成した防犯交通安全広報などの新たな活動に取り組む一方、警察官として街頭活動にも従事しました。

平成21年~平成30年 (2009~2018)


平成23年3月、東日本大震災の発生に伴い、カラーガード隊3名が被災地に赴き防犯指導や相談業務にあたりました。また、この年に開催した第22回定期演奏会以降、避難者の方々を定期演奏会に招待しています。

カラーガード隊はさらに演技の幅を広げるため、平成28年に「ミドルポール」を使った演技を導入しました。
平成30年3月、カラーガード隊が「第90回記念選抜高等学校野球大会」の開会式に初めて出演しました。

令和元年~(2019~)


令和元年5月、「平安ふれあいコンサート」が1,000回を迎え、平成9年の第1回以降、延べ約24万人のお客様に楽しんでいただきました。
令和2年、新型コロナウイルス感染拡大に伴い、音楽隊の演奏会も中止が相次いだため、演奏・演技を交えた広報啓発動画を制作し、京都府警察ホームページ等で配信しました。
また、舞鶴市赤れんが倉庫で「赤れんがコンサート」と題した自主演奏会を開始しました。

 

お問い合わせ

京都府警察音楽隊♪
京都市伏見区深草塚本町官有地
電話番号:075-642-5972