子どもたちのスマートフォン等にフィルタリングサービスを!
SNSの利用に起因する被害児童の推移
令和5年中の被害児童数は、
- 全国では1,665人(前年比3.9%減少)
- 京都では44人(前年比25.7%増加)
でした。
全国、京都共に高い水準で推移しています。
京都における令和5年中の被害児童の状況
- 罪種別では、児童買春・児童ポルノ事犯の被害が約7割を占めています。
- 学職別では、高校生が最も多く、小学生、中学生、高校生が被害に遭っています。
インターネットには危険もいっぱい!
近年、子ども達が、
- SNSの利用がきっかけで脅されて裸の写真を送らされた
- ネットで知り合った人と会ったら、性的被害を受けた
- SNSで友達から送られてきた裸の写真を別の友達に送信したところ、自分が加害者になってしまった
などのトラブルに巻き込まれる事案が増加しています。
有名なサイトやSNSであっても、悪意を持つ利用者が善意者を装って近づくこともあるので、注意が必要です。
「信頼できる」と思って個人情報を教えたり、写真を送るといつまでもデータが残り、いつ悪用されるかわかりません。
保護者の皆様へ
お子様をトラブルや犯罪被害から守るために、保護者の皆様ができることがあります。
次のことをご家庭で考えてみましょう。
- 家庭のルールを考えましょう
インターネットを安全かつ適正に利用するためには、お子様の年齢や発達に合わせたルールが必要です。
日常生活に見合ったインターネットの使い方に関するルールを家庭で考えてみてください。
- フィルタリングを上手に活用しましょう
フィルタリングは、危険なサイトや情報にアクセスできないようにする便利な機能で、フィルタリングレベルの設定やアプリごとにオンオフの切り替えもできます。
また、青少年インターネット環境整備法には、18歳未満の子どもがスマートフォンやタブレット等を使う場合には、携帯電話事業者はフィルタリングサービスを提供しなければならないことが定められています。
スマートフォン等を利用中や検討中の方も、フィルタリングの活用を考えてみてください。
- 周囲の人に相談しましょう
家族や友人・知人等を始め、相談できる人がいない場合でも、警察や役所、民間団体では様々な相談窓口を設けていますので、気軽に相談してください。
京都府警察の相談窓口については こちら(ヤングテレホン)
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