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更新日:2024年11月21日
世界で地球環境の保全に著しい貢献をされた方々を顕彰する「KYOTO地球環境の殿堂」において、第15回の殿堂入り者として甲斐沼 美紀子氏、パーサ・ダスグプタ氏及び山岸 哲氏の表彰式、記念講演等を以下のとおり開催しました。
▽京都フィルハーモニー室内合奏団による弦楽四重奏(カルテット)
▽殿堂入り者表彰式(認定書授与)
▽殿堂入り者による記念スピーチ
【殿堂入り者】(詳細は「第15回殿堂入り者」ページをご覧下さい。)
甲斐沼 美紀子 氏(1950年生 日本)
【公益財団法人地球環境戦略研究機関(IGES)研究顧問】
パリ協定で合意された「2℃目標(努力目標1.5℃)」をうけて、IPCCが2018年に発表した1.5℃特別報告書は、2℃と1.5℃の気温上昇による影響の違いが大きい事を示した。その執筆者の一人として、パリ協定の長期目標を2℃から1.5℃に強化する知見を広めた。
パーサ・ダスグプタ 氏(1942年生 イギリス)
【ケンブリッジ大学フランク・ラムゼイ記念名誉教授】
人口や、消費、生物圏域における結びつきから経済学を発展させることを目指し、40年にわたる研究を続け、「生物多様性の経済学」を完成させた。その他にも、「Economics Theory and Exhaustible Resources」を執筆するなど、新たな環境経済学の指針を提示している。
山岸 哲 氏(1939年生 日本)
【山階鳥類研究所名誉顧問】
マダガスカル共和国のオオハシモズ類の種分化に関する研究に従事し、日・マ両国語併記における『鳥類フィールドガイド』をマダガスカル共和国の子供たちに発刊・寄贈するなど、島の生物多様性生成の解明に寄与した。また、鳥類の繁殖行動の研究に携わる多くの研究者を育成するなど、国内外において「行動生態学」の発展に大きな貢献を担った。
▽殿堂入り者記念講演
▽府内高校生のピッチセッション
気候変動学習プログラム参加高校生によるプレゼンテーションを実施します。
▽殿堂入り者とのトークセッション ※対談映像を上映します。
▽パネルディスカッション ~持続可能な未来を描く~
(パネリスト)
(コーディネーター)
高校生による気候変動学習プログラム
府内高校生を対象に、気候変動に関する理解促進や行動変容につなげることを目指す「気候変動学習プログラム」を実施しており、今年度は9校19名の高校生が参加中です。気候変動に関する専門家の方々による3回の勉強会を通じて、気候変動について理解を深め、殿堂入り者へのビデオメッセージ作成等に取り組みました。
過去の表彰式&国際シンポジウムについては以下よりご覧いただけます。
第6回以前の開催結果等については、こちらを御確認ください。
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