KYOTO地球環境の殿堂 ホーム > 表彰式&国際シンポジウムの案内 > 第13回「KYOTO地球環境の殿堂」表彰式&国際シンポジウムの開催結果について
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更新日:2023年5月12日
世界で地球環境の保全に著しい貢献をされた方々を顕彰する「KYOTO地球環境の殿堂」において、第13回の殿堂入り者として選ばれたヨハン・ロックストローム氏、村上一枝氏、西岡秀三氏の表彰式、記念講演等を以下のとおり開催しました。
(京都府、京都市、京都商工会議所、環境省、人間文化研究機構総合地球環境学研究所、(公財)国際高等研究所、(公財)国立京都国際会館)
▽尺八演奏者、ピアニスト、バイオリニストによる演奏
▽殿堂入り者表彰式(認定書授与)
▽記念スピーチ
【殿堂入り者】(詳細は「第13回殿堂入り者」ページをご覧下さい。)
ヨハン・ロックストローム氏(1965年生、スウェーデン)
【ポツダム気候影響研究所長】
ストックホルム・レジリエンス・センターにおいて、「プラネタリーバウンダリー」という概念の発展に主導的な役割を果たすなど、気候変動や地球システムの持続可能性等に関する研究で、国際的に高く評価されている。
村上 一枝(むらかみ かずえ)氏(1940年生、日本)
【歯科医師、特定非営利活動法人カラ=西アフリカ農村自立協力会代表】
発展途上国への旅行で目にした子供たちに対する医療の貧しさを改善するため、1989年、アフリカのマリ共和国へ出発。サハラ砂漠や南の農村での生活から多くを学び、その後、常住して1993年に、日本人NGO支援団体「カラ=西アフリカ農村自立協力会」を設立した。
西岡 秀三(にしおか しゅうぞう)氏(1939年生、日本)
【公益財団法人地球環境戦略研究機関(IGES)参与】
1990年に国立環境研究所に設置された地球環境研究センターを拠点とし、地球環境問題のさきがけである気候変動を中心課題とした日本の地球環境政策の科学基盤づくりをリードし、広範な活動を通じて日本の地球環境研究の国際化に貢献。
▽殿堂入り者記念講演
▽パネルディスカッション
テーマ:~地球の限界を知った私たちには何ができるのか~
(パネリスト)
村上 一枝(むらかみ かずえ)氏(歯科医師、特定非営利活動法人カラ=西アフリカ農村自立協力会代表)
西岡 秀三(にしおか しゅうぞう)氏(公益財団法人地球環境戦略研究機関(IGES)参与)
山極 壽一(やまぎわ じゅいち)氏(総合地球環境学研究所長)
1952年東京都生まれ。2020年まで第26代京都大学総長。人類進化論専攻。
屋久島で野生ニホンザル、アフリカ各地で野生ゴリラの社会生態学的研究に従事。
現在、総合地球環境学研究所長、環境省中央審議会委員を務める。
(コーディネーター)
国谷 裕子(くにや ひろこ)氏(ジャーナリスト)
大阪府生まれ。1993年から23年間、NHK「クローズアップ現代」のキャスターを担当。
2016年からはSDGs(持続可能な開発目標)の取材・啓発活動を行っている。
現在、東京藝術大学理事、自然エネルギー財団理事を務める。
▽府内高校生と殿堂入り者とのトークセッション
(パネリスト)
村上 一枝(むらかみ かずえ)氏(歯科医師、特定非営利活動法人カラ=西アフリカ農村自立協力会代表)
西岡 秀三(にしおか しゅうぞう)氏(公益財団法人地球環境戦略研究機関(IGES)参与)
府内高校生5名
※気候変動に関する専門家の方々による勉強会を通じて理解を深め、ビデオメッセージ作成などに取り組んだ府内高校生
(コーディネーター)
阿部 健一(あべ けんいち)氏(総合地球環境学研究所 教授)
国連気候変動枠組条約第26回締約国会議(COP26)では、気温上昇を産業革命前より1.5度に制限するための努力を追求することが、国際社会の長期的な目標であるという認識が共有されました。企業にとってもESG投資が国際的に広まるなど、脱炭素化に向けた取組や環境負荷の軽減等への取組が求められています。
本フォーラムではこのような情勢を踏まえ、地球環境保全や脱炭素社会の実現に資する企業の先進的な取組等を発信いただき、環境・経済・社会の好循環を生み出す社会を目指します。
▽企業登壇シンポジウム
日時:2022年11月14日(月曜日)午前10時~正午
テーマ:~地球と人の未来を創る企業経営の在り方とは~
登壇者:以下のとおり
(特別講演登壇者)
イケア・ジャパン株式会社
Country Sustainability Manager
平山 絵梨(ひらやま えり)氏
2016年にイケア・ジャパン株式会社入社。店舗でマーケティング、マネジメント業務を経て、リテールマネジャーのアシスタント業務を経験後、2019年10月より現職。サステナビリティ戦略の推進に取り組む。
(パネリスト)
イオン株式会社
環境・社会貢献部 部長
鈴木 隆博(すずき たかひろ)氏
イオン株式会社に入社後、本社秘書室、業務提携、新規事業の立ち上げ等に携わる。その後、環境省出向を経て、「イオン脱炭素ビジョン」をはじめとするイオングループの中長期環境戦略の策定及び推進等に従事。
ENEOSホールディングス株式会社
執行役員 未来事業推進部 部長
矢崎 靖典(やざき やすのり)氏
1989年慶應義塾大学理工学部卒業後エッソ石油(現ExxonMobilの日本法人)に入社。1999年にTuck SchoolにてMBAを取得。2017年4月のJXTG(現ENEOS)発足と共に、執行役員改革推進部長に就任し、2019年4月より、現職に就任。
日産自動車株式会社
理事 渉外担当役員
後藤 収(ごとう おさむ)氏
1985年東京大学経済学部卒業。同年、通商産業省に入省後、外務省、内閣府等を経て、経済産業省大臣官房審議官(エネルギー・環境担当)、内閣府原子力被災者生活支援チーム審議官、関東経済産業局長を歴任。2019年日産自動車に入社、理事渉外担当役員を務める。
PwCコンサルティング合同会社
ディレクター
髙橋 信吾(たかはし しんご)氏
サステナビリティ領域(特に、気候変動、資源循環など)において、官公庁及び民間クライアント向けのコンサルティング業務(政策立案、戦略策定など)に多数従事。近年、デジタル技術及びデータの活用を通じた、サステナビリティ/ESG経営の支援に注力している。
(司会・コーディネーター)
フリーアナウンサー
八木 早希(やぎ さき)氏
1978年アメリカ・ロサンゼルス生まれ。2001年同志社大学卒業後、毎日放送入社。2011年フリーに転身。大勢の政治家、著名人らへインタビュー、国内外の取材多数。2011年~四条畷学園大学客員教授、2015年4月~2016年3月同志社大学客員教授。
▽企業・団体展示等
日時:2022年11月14日(月曜日)午前10時~午後5時
出展:以下の企業・団体がブース出展し、環境への取組を紹介
試乗会:屋内外にて、EV・小型モビリティの試乗会を次の企業が実施
・日産自動車株式会社 京都日産自動車株式会社
・三菱自動車工業株式会社
・オムロンソーシアルソリューションズ株式会社
・東京海上日動火災保険株式会社
備考:当日は、WE DO KYOTO! ユースサポーターが参加し、取材やスタンプラリーの運営を行います。
スタンプラリー参加者には、素敵な景品もありますので、是非ご来場ください。
▽協賛企業
(外部リンク) (外部リンク) (外部リンク) (外部リンク)
高校生による気候変動学習プログラム
府内高校生を対象に、気候変動に関する理解促進や行動変容につなげることを目指す「気候変動学習プログラム」を実施しており、今年度は9校19名の高校生が参加中です。気候変動に関する専門家の方々による3回の勉強会を通じて、気候変動について理解を深め、英語でのビデオメッセージ作成等に取り組みます。
講義「気候変動の現状について」等(外部リンク)
講師:総合地球環境学研究所所長 山極 壽一 氏
講師:京都府地球温暖化活動推進センター 副センター長 木原 浩貴 氏
講義「気候の危機と社会の大転換」(外部リンク)
講師:東京大学未来ビジョン研究センター教授 国立環境研究所地球システム領域上級主席研究員 江守 正多 氏
講義「気候正義等について」(外部リンク)
第1部:気候変動の真実:本当は何が起こっているのか?
第2部:気候正義という問い:社会はどう変わるべきか?
講師:京都大学大学院 地球環境学堂 教授 宇佐美 誠 氏
10月6・7日(木・金)に「けいはんな学研都市」において開催される『京都スマートシティエキスポ』において、11月14日(月曜日)開催の「KYOTO地球環境の殿堂」表彰式・京都環境文化学術フォーラム国際シンポジウム等(以下、「表彰式等」という。)に先駆け、殿堂入り者のヨハン・ロックストローム氏の出身地であるスウェーデンの企業とこれからの社会を担う若者が連携し、表彰式等の周知及び企業の取り組み発信の場として開催しました。
▽アーカイブ動画(公開期限:2022年2月28日)
https://www.youtube.com/watch?v=elZCKPqtm3c&t=3s
▽テーマ
衣食住の観点から考える脱炭素に向けて~企業×若者セッション~
▽日時
2022年10月6日(木曜日)13時30分~15時15分
▽場所
KICKけいはんなロボット技術センター(KYOTO地球環境の殿堂トークセッション会場)
アクセス⇒KYOTO SMARTCITY EXPO 2022 - 京都スマートシティエキスポ
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問い合わせ
総合政策環境部脱炭素社会推進課
京都市上京区下立売通新町西入藪ノ内町
電話番号:075-414-4708
ファックス:075-414-4705
メールアドレス:datsutanso@pref.kyoto.lg.jp
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