きょうと生物多様性センター > お知らせ一覧 > 「若手のための生物多様性保全研修会」を開催しました!
更新日:2025年2月11日
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きょうと生物多様性センターでは、生物多様性保全に係る若手人材の育成のため、生物多様性とその保全活動について学習・体験する機会を提供しています。
このたび、若年層を対象に、府内各地域の生物多様性とその保全活動について学習・体験する研修会を実施しました。
チラシのダウンロードはこちらから。(PNG:3,647KB)
大原野森林公園で希少植物の保全とその環境づくりを学びます。
伝統的河川工法「将棋頭型竹蛇籠水制」について学びます(設置場所見学、解説等)。
河川保全を知る1.で学んだ将棋型水制を実際に伝統的工法の素材、竹蛇籠を用いて新たな河川管理手法を開発する試みを体験します。
12月15日 第1回 研修会:~森林保全を知る~「大原野森林公園保全活動」を開催しました!
当初は14日(土曜日)開催予定でしたが、積雪の影響により15日(日曜日)に開催となりました。雪が少し残る登山道でしたが、自然観察をしながら参加者(2名)と森の案内人様(4名)と楽しく大原野森林公園を歩き、防獣網へのスカートネット張り・落ち葉かきを行ってまいりました。来年の春、本研修の作業地にてどんな花が咲くのかとても楽しみです。
防獣網へのスカートネット張り
必死の落ち葉かき
伝統的河川⼯法「将棋頭型⽵蛇籠⽔制」について、主に座学で学び、実際に設置する場所の視察を行いました。当日は、寒い中でしたが皆さん集中して講義に耳を傾け、積極的に質問がありました。また、福井県からの参加もあり、主催としても非常にやりがいのある研修とすることができました。(参加者数:17名)
第2回研修会で視察した河川に将棋頭型⽵蛇籠⽔制を設置しました(主に、竹蛇篭への石詰め作業)。また、昨年設置した将棋頭型⽵蛇籠⽔制によりできた「たまり」での生きもの採取と同定も行い、人の手によって環境改善をできたことを実際に体感することができました。また、作業を共にすることで、参加した皆様の一体感が生まれた研修会となりました。なお、当日は大寒波真っ最中での開催でしたが、18名の参加がありました。
終了しました。
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