きょうと生物多様性センター > お知らせ一覧 > 7月6日 特定外来生物「クビアカツヤカミキリ」が京都府内で初確認されました!

更新日:2024年7月12日

ここから本文です。

特定外来生物「クビアカツヤカミキリ」が京都府内で初確認されました!

きょうと生物多様性センターでは、企業や保全団体、地域と連携・協力し、特定外来生物の防除活動の取組を支援しています。

京都府から、特定外来生物「クビアカツヤカミキリ」が京都府内で初めて確認されたと情報提供がありましたので、お知らせします。

  • 京都市西京区向日市において、特定外来生物クビアカツヤカミキリの成虫が府内で初めて現地で確認されました。
  • 同種はサクラやウメなどの木を枯死するまで食い荒らす上、非常に強い拡散力を持つことから、初期防除が極めて重要であるため、被害木や成虫を発見された際には通報いただきますようお願いします。

 発見経過

  • 7月6日  京都市西京区及び向日市の府民から、クビアカツヤカミキリ成虫発見の情報提供が寄せられた。
  • 7月8日  職員が現地及びその周辺地域を調査したものの、クビアカツヤカミキリによる被害木は確認されなかった。

  • 同 日  現地で採集した個体の写真を、専門家へ確認しクビアカツヤカミキリであると同定。

 対応状況

  • 府内全市町村へ情報提供を行い、被害木等の早期発見の協力を依頼。
  • 被害木が確認された場合には、薬剤注入や防風ネットの巻き付けにより、殺虫と他の樹木への拡散防止を実施する。

 地域の皆さまへ

クビアカツヤカミキリは、ヒアリなどと異なり、身体には害のない昆虫ですが、幼虫は、サクラやウメ、モモ等の樹木の中に入り込み、木の内部を食い荒らし、枯らしてしまいます。
本種と疑われるカミキリムシやその痕跡(フラス)を発見された場合は速やかに殺処分するともに、京都府自然環境保全課(情報提供フォーム(外部リンク)もしくは、TEL 075-414-4706 MAIL shizen-kankyo@pref.kyoto.lg.jp)へ「発見日時・発見場所・写真・木の種類」を通報いただきますようお願いします。

今回確認されたクビアカツヤカミキリ

クビアカツヤカミキリ 通報案件クビアカツヤカミキリ 通報事例2
(左;京都市西京区で確認された個体、右;向日市で確認された個体)

クビアカツヤカミキリの詳細については、こちらをご確認ください。

お問い合わせ

きょうと生物多様性センター

京都市左京区下鴨半木町(京都府立植物園 植物園会館内)

contact@kyotobdc.jp