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更新日:2024年2月1日

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京都府生物教育会・大阪府高等学校生物教育研究会での合同講演会と意見交換を実施しました!

きょうと生物多様性センターでは、府内の自然環境を守るために、次世代への自然環境の継承が主要課題の一つと考えているところです。
このため、当センターでは、京都府内の理科教員の集まりである「京都府生物教育会」と連携し、高校生をはじめとする、生物多様性に係る若手人材の育成を進める手始めとして、当教育会において、理科教員向けの講演と意見交換を開催いたしました。
また、今回は、さらに大阪府の高等学校生物教育研究会とも連携して開催することで、会場参加約20名、オンライン参加約20名と合わせて約40名の京都府・大阪府内の高等学校教員の方々にご参加いただくことができました。
講演では、細谷和海先生から、保存分類学の新たな展開ということで、各学校施設で保管されている標本について、追試による再査が可能な貴重な資料となりうること、また、自然再生を目指す上で指標となる標本がいかに重要であるかについて、お話いただき、また、noi-Kyotoの清水さんからは、団体で取り組まれている自然保護活動の状況と人材育成の方向性について、非常に貴重なご講演を聞くことができました。

20240131細谷先生資料 20240131清水氏資料 20240131重原氏資料

・日時:令和6年1月31日(水)午後1時30分~午後3時30分
・場所(リアル・オンライン併用):
 【リアル会場】京都府庁 福利厚生センター3F 第1会議室(京都市上京区下立売通新町西入薮ノ内町)
・参加者:京都府生物教育会及び大阪府高等学校生物教育研究会の会員
・次第
(1) 開会 挨拶 京都府生物教育会会長 一井 育氏
(2) 講演
ア 『きょうと生物多様性センターについて』
 重原 奈津子氏(きょうと生物多様性センター)
イ 『京都の淡水魚類調査と高校との連携可能性について~保全分類学の新たな展開~』
 細谷 和海氏(近畿大学名誉教授、きょうと生物多様性センター副会長)
ウ 『生物多様性を守る活動と人材育成』
 清水 正氏(自然観察指導員京都連絡会(noi-kyoto)代表理事)
(3) 質疑応答・意見交換
(4) 閉会 挨拶 大阪府高等学校生物教育研究会会長 柴原 信彦氏
・共催・後援
 共催:きょうと生物多様性センター、後援:大阪府高等学校生物教育研究会

お問い合わせ

きょうと生物多様性センター

京都市左京区下鴨半木町(京都府立植物園 植物園会館内)

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