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更新日:2024年7月5日

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6月30日「鴨川オオバナミズキンバイ駆除活動」を実施しました!

きょうと生物多様性センターでは、府内の自然環境を守るため、生態系や農業などの経済活動への被害、人的被害などの悪影響を及ぼす特定外来生物の防除活動を支援しています。

京都の中心部を流れる「京都の顔」とも言える鴨川では、特定外来生物「オオバナミズキンバイ」などが侵入しその生息域を広げています。京都府では、地域のボランティア団体である「鴨川を美しくする会」などと連携し、「オオバナミズキンバイ」の駆除活動を実施しています(オオバナミズキンバイは水田などの農地に侵入した場合、きわめて深刻な問題を引き起こす水生植物です)。

6月30日当日は、小雨が降る中でしたが、70名ものボランティアが参加され、七条大橋付近から正面橋付近までの一帯を中心に胴長や長靴を履いて、約2時間にわたって駆除活動を行いました。その結果、約600kgのオオバナミズキンバイを駆除することができました。

オオバナミズキンバイは、葉っぱや茎の切れ端からも再生する能力がある植物であるため、極めて根絶が難しい植物です。これからも根気強く駆除活動を継続することが非常に大切です。

あいさつ駆除駆除2駆除3集められたもの

・実施日時:令和6年6月30日(9時15分~ 11時30分) 
・活動区域:正面橋 塩小路橋 付近
・活動内容:外来植物「 オオバナミズキンバイ 」の駆除
・参加人数: 約70名 

オオバナミズキンバイは、中南米原産の 外来植物です。葉や茎の切れ端からでも再生するほどの驚異的な繁殖力を持っており 、 水面を覆い尽くし、他の生物の生息や漁業の障害となるなど、 生態系や人の暮らしに大きな影響を与えています。 関西地方では琵琶湖を中心に猛威を振るっており、鴨川でも侵入が確認されています。 

「特定外来生物」とは、外来生物(海外起源の外来種)であって、生態系、人の生命・身体、農林水産業へ被害を及ぼすもの、又は及ぼすおそれがあるものの中から指定されます。指定された生物の取り扱いについては、輸入、放出、飼養等、譲渡し等の禁止といった厳しい規制がかかります。

・外来生物法とは?
 https://www.env.go.jp/nature/intro/1law/outline.html(外部リンク)
オオバナミズキンバイとは?
 特定外来生物「オオバナミズキンバイ」について/京都府ホームページ (pref.kyoto.jp)

 

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